【CLAプロジェクトB】プロジェクト活動の大切な瞬間を切り取る!

みなさんこんにちは!
CLA Reporters&Magazine です。

今回は6月12日(水)の「CLAプロジェクトB」という授業内で行われたゲスト講義の様子をお届けします。

そもそも「プロジェクト」という言葉は、ある目的を果たすための企画や計画のことを指しています。

現代教養学科のみの開講授業である「CLAプロジェクトB」では、そんな「プロジェクト」に焦点を当て、社会の課題解決や目標達成のために体験的な学習を通じて、成果をあげ共有していくプロジェクト学習(PBL)について学びます。社会のために、そして、自分自身のために、何を学び・何を実現したいのかを考え、その手法を学びながら、実習でそのマインドとスキルを身につけます。

今回はゲスト講義として渋谷純一(しぶやじゅんいち)さんにお越しいただきました。
渋谷さんは写真歴15年超、フリーカメラマン歴9年目のフォトグラファーです。
主に東京・神奈川などの地域でウェディングフォトや取材などの商業撮影をされています。

 

本講義ではまず、雑誌を例に構成の考え方についてお話していただきました。

雑誌の写真は、読者を引き込む決定的瞬間のある画を主役とし、説明的な画は脇に添えるといったような細かい役割があるというお話をしてくださいました。

次に、カメラの機能や種類、基本的な撮影の構図についてお話をいただき、実際にカメラを持って写真を撮影していきます。

主に渋谷さんからいただいた三つの課題に取り組みながら、講義内容の理解を深めていきました。

一つ目の課題は、カメラについている「広角機能」を使用して異なる画角で写真を撮る というものです。同じ画角でもカメラの倍率が違うことで、背景に変化が見られました。倍率の程度によって、被写体の印象が変化することに気がつきました。

二つ目の課題では「露出補正」を使用して逆光での撮影を行いました。

普段私たちが使うスマートフォンは、逆光の下でうまく撮影をすることができないことがあります。しかし、授業内で使用したカメラは露出補正をすることで逆光を活かした撮影を行うことができました。

参加した学生は、講義内で説明があった「光の角度により被写体の印象が変わる」ということを意識しながら撮影に挑んでいました。

三つ目の課題は「受験生向け 先輩のインタビュー記事」という体裁で行いました。
正面から人物を伝えるための写真、風景をひろく取り入れる写真、インタビュー最中の写真、人となりが伝わるような写真、の四つを軸に動画撮影も含めて実践を行いました。
「学生だったらパソコンや参考書を持てばいいのではないか」「窓際で取れば明るい空気感が伝わりそう」など、学生同士がより良いワンショットを撮ろうと取り組む姿が見られました。

三つの課題を通して、講義の内容をより理解することができました。
それと同時に写真や動画撮影の難しさを感じました。プロジェクトの大切な瞬間を記録していくために写真撮影の技術を磨き、活かしていきたいと感じた講義でした。

作成:CLA Reporters&Magazine 酒井、石井、山岡