皆さん、こんにちは!シムゼミ3年の谷口です。
現代社会のあり方を多角的に捉えて考えるシムゼミの3年生とシム先生が7月6日(水)に根津美術館へ行きましたので、その様子を少しご紹介しますね。
根津美術館の緑豊かな日本庭園で写真をたくさん撮りました!
根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館です。(中略)初代嘉一郎没後に購入された作品、さらに、篤志家から寄贈された作品もあります。ことに作品寄贈の多さは日本の私立美術館としては珍しく、当館に対する信頼の高さを示しているといえます(根津美術館HPより引用)。
場所は半蔵門線表参道駅から約7分と交通の便が良く、気軽に訪れることができるのが特徴です。そのおかげか、当日は現地集合でしたが、遅刻者0人という幸先のよいスタートとなりました。
根津美術館では現在、「古美術かぞえうた」と題した企画展が7月15日まで開催されており、中国の銅鏡や江戸時代の仏教画など東洋の美術品が幅広く展示されています。それらすべてに共通しているのは作品の題名に“数字”が含まれていることです。それらの数字は作品の特徴を表していたり、季節を表していたりなど役割は様々ですが、作品を理解するためには大切なヒントとなりました。
美術館では個人で鑑賞しましたが、鑑賞するスピード、作品に対する感想や印象などが様々でゼミ生の個性や好みを知るきっかけとなりました。また、根津美術館に付属する日本庭園を散策する際には、庭園の感想を共有したり雑談したりなど、和気あいあいとした雰囲気で今後のゼミがさらに楽しみになりました!
ここでゼミ生の感想を少し聞いてみましょう!
「一番印象に残っているのは第二会場の絵巻たち。タイムスリップしてみたくなる仏教の世界観が溢れていて不思議なイラストでした。豊かな自然を感じられて良いリフレッシュにもなりました」(一部省略)
「初めて美術館で説明書きまで真剣に見て回りました。興味はない方だと思っていましたが、今まで学んできた単語が出てくるとテンションが上がりました。大きくなってから行く美術館は今までと違う楽しみ方ができました」(一部省略)
「美術館に行く機会はこれまでなく、貴重な経験が出来たと思っています。静かな空間で、歴史のある文化財を拝見し心が洗われた様な感覚になりました。ゼミのみんなで行けたことがうれしかったです!」(一部省略)
高低差のある広い庭園でちょっとしたハイキング気分も味わえた~
ゼミ生は卒論と戦ううえで戦友となる存在です。今はまだお互いに知らないこと、慣れないこともありますが、今回のような学習活動を通してより楽しいゼミにしていきましょう~
シム先生、ゼミの皆さん、2年間よろしくお願いします!
愉快な仲間たち~
記事:シムゼミ3年・谷口