【広告文化論】現代教養学科の学生が制作した広告を、企業に対して発表

みなさんこんにちは!

現代教養学科で一番新しいプロジェクト”CLA Creative Lab”に所属する、現代教養学科3年の前田恵那、高内綾乃、福本美尋です。

7月26日(金)に私たち3人も受講している「広告文化論」の最終講義で、エプソン販売株式会社様、アドビ株式会社様に向けて制作広告の発表を行いました。

今回、私たちはプリンターやプロジェクターなどで有名なセイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)の「乾式オフィス製紙機 PaperLab」の広告をアドビのクリエイティブソフト「Adobe Express*」を使用して、ポスターや動画などを制作しました。

*詳しくはこちらをご覧ください↓
【広告文化論】広告制作実践~Adobe Expressを使ってクリエイティブに触れる│昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科 (swu.ac.jp)

エプソンが開発した「PaperLab」は、独自の技術「ドライファイバーテクノロジー」を搭載した、世界初の乾式オフィス製紙機です。使用済みの紙を原料に、水をほとんど使わずに様々な色、サイズの紙にアップサイクル出来ることや、オフィス内で紙のリサイクルが完結することにより紙の運搬等に伴うCO2排出量の削減効果などの環境負荷低減のみならず、障がいを持った方々に対する仕事の機会の創造や、機密情報の処理など、さまざまな提供価値を有する製品です。
乾式オフィス製紙機PaperLabについて

今回、エプソン販売会社様から「PaperLabを世の中の人に知ってもらうために、まずは製品および製品がもたらす本質的価値の認知度、理解の向上に向けたターゲットを設定し、そのターゲットに向けた広告制作をしていただきたい」という依頼を授業内でいただき、私たち学生は「広告制作者の視点」で広告を企画、立案しました。
授業を担当する見山先生からは、広告を企画、立案をする際に重要なこととして「クライアント企業の経営理念や製品を理解し、共感すること」、「新たなコトづくりは、興味・関心へと繋がる共感から生まれる」というアドバイスをいただき、「なぜ、どのような広告であればPaperLab(エプソン)への共感を惹きつけられるのか」を16のグループに分かれて話し合って行きました。

完成した16の作品は、Adobe Expressの生成AIを使ってオリジナルキャラクターを生み出したり、「神」と「紙」をかけ合わせたメッセージ性の高い動画を制作したり、PaperLabの特徴である水を使わず紙をアップサイクルする技術からインスピレーションを受け、水のない世界に住む宇宙人をターゲットにしたポスターにしたり、どれも現代教養学科の学生らしい、自由な発想に富む、多種多様な作品で興味深いものばかりでした。

生成AIを使ってオリジナルキャラクターを生みだした広告作品(パンフレット)
宇宙人をターゲットにした広告作品(ポスター)

また、学生の発表に対して、エプソン販売様、アドビ様から貴重なフィードバックをいただきました。広告作品に対しての具体的なアドバイスのみならず、時には厳しいご指摘をいただくこともありましたが、学生が真剣に広告制作に取り組む姿勢を認めていただいたからこその叱咤激励で、とても貴重な経験となりました。

受講生の感想は、
「企業のイメージが正確に伝わるキャッチコピーを作るのが大変だった。」、「PaperLabの魅力が多く、どの魅力を使って広告をまとめていけば良いか難しかった。」、「他グループが発表する広告はどれも想像を超えていて、自分の視点を広げてくれる刺激的な時間だった。」と、広告制作に苦戦しながらも、それぞれが楽しみながら、リアルな学びを得ている様子が多く見られました。

学生発表-1
学生発表-2
エプソン販売さんからのフィードバック
アドビさんからのフィードバック

<CLA Creative Labについて>

CLA Creative Labは、今年度から始動した新たなプロジェクトで、①クリエイティブ・コンフィデンス、②キャリアデザイン、③コミュニケーション & ダイアログという3つのテーマで現代教養学科の学生の可能性を広げていくような活動を展開していく予定です。どうぞお楽しみに!!

以上