「チョコレート映画祭2025」のご報告とご挨拶

チョコレート映画祭プロジェクトの広報係です。
遅ればせながら、2月11日(火)に開催した、今年で9回目となった「チョコレート映画祭2025」の報告をいたします。

本映画祭は、下北沢にある小劇場「しもきたDawn」をお借りし、しもきた商店街振興組合・株式会社ハッスルしもきた・下北沢大学実行委員会のご協力により、毎年開催してまいりました。
今年は、現代教養学科福田ゼミ3年を中心に、1・2年生の有志のメンバーも加わり、15名での実施となりました。

今年も「愛」をテーマに映画を4作品(『怪物』・『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』・『ラーゲリより愛を込めて』『破戒』)選定し、パネル展示と研究発表を行いました。各作品に描かれた社会問題に注目し、文献調査や原作との比較分析などを行い、学生だからこその視点を意識してパネルを作成、PowerPointを用いて研究発表をしました。

私たち15名のプロジェクトメンバーは、商品開発・イベント企画・装飾・広報・総括に分かれて業務を行い、それぞれ本番に向けて準備を進めてきました。以下に、それぞれが担当した内容について、写真とともにご報告します。

商品開発担当は、オリジナル商品の開発に向けて、CAFE FLIGHT LOUNGEさんとのミーティングを重ねてきました。各研究作品をモチーフにデザインを構想したチョコレート4種と、上映作品である『破戒』をイメージしたコンソメスープを販売しました。

イベント企画担当は、「泣ける映画と笑える映画」をテーマに付箋アートを行いました。たくさんの来場者の方々に付箋を貼っていただき、映画館の座席をイメージしたボードを満席にすることができました。

装飾担当は、研究発表やパネル展示を行う会場とオリジナル商品を販売するカウンターやデッキの装飾を行いました。研究作品に実際に登場するデザインをモチーフにした装飾や、バレンタインを意識した内装で会場内の雰囲気を演出しました。

広報担当は、ポスター・パンフレットの制作とインスタグラムの運用を行い、チョコレート映画祭の宣伝を行ってきました。当日は、映画祭の意義や目的、取り上げた映画の概要や過去のチラシ等を紹介したパンフレットを配布し、来場していただいた方々の手に取っていただくことができました。

最後に、総括担当は進捗管理やシフト表を作成し、円滑なプロジェクト進行のサポートを行いました。当日は、初の試みとしてアイスブレイクを兼ねた司会進行を行い、会場を盛り上げました。

チョコレート映画祭は会場となる東洋興業ビルの建て替えに伴い、今年で最後の開催となりました。
これまで会場にお越しくださった皆様、プロジェクト活動にご協力くださった商店街ほか関係者の皆様、毎年応援してくださった坂東眞理子総長をはじめとする大学教職員の皆様、卒業生の皆様に、心より感謝申し上げます。
映画祭を通して、大学の授業だけでは学べない多くのことを経験することができました。
この貴重な学びを忘れずに、私たちは前進していきます。本当にありがとうございました。