【CLA Creative Lab 2025 – Vol. 2】 楽天グループ株式会社本社を訪問しました!~社員の皆さまとキャリアを考える一日~

こんにちは。現代教養学科3年、CLA Creative Labの石田茉紘と宇田川晏花です!
2025年6月30日にCLA Creative Labのメンバーで、一緒にプロジェクトに取り組ませていただいている楽天グループ株式会社さんの楽天クリムゾンハウス(本社)を訪問しました。
当日は二子玉川駅に集合し、普段では訪れることのできないような場所へ、胸を弾ませながら向かいました。
午前・午後のセッションを通して、実際に企業で働く方々のリアルな声に触れ、今後のキャリア選択や就職活動への視野を広げる貴重な一日となりました。

 〇午前のセッション(キャリアに関する特別講義)

午前中は、楽天グループ株式会社 グループマーケティング統括部ディレクターの寺地祐太さんからご自身のキャリアについてお話を伺いました。

寺地さんは「キャリアとは、どこで、誰と、何を、どう関わるかで構成されるものである」とおっしゃっていて、「CHANGEはCHANCE」、やりたいことが明確でない時期があっても“変化を恐れず今を楽しむこと”の大切さを教えてくださいました。
現代教養学科で幅広い分野を学んでいる私たちにとって、複数の領域を横断してキャリアを築いてこられた寺地さんのお話は、特に学びの多いものでした。
質疑応答では、将来の選択に関する悩み・完璧主義との向き合い方や後輩との接し方など、様々な立場を経験してこられた寺地さんならではの視点でひとつひとつ丁寧に答えていただきました。

 〇ランチタイム

お昼には楽天クリムゾンハウスのカフェテリアのご飯をいただきました。
メニューは日替わりで、私たちが伺った日には2つも新メニューがあるほどの豊富なバリエーション。グローバル企業ならではの豊富な種類の料理展開が魅力で、美味しさはもちろん、社内文化の一端を体感することができました。

〇午後のセッション(キャリアに関するパネルディスカッション)

午後は、若年層エコシステムアクティベーション課の若手社員の方々とのパネルディスカッションが行われました。就職活動中の話から楽天を選んだ理由、入社後の業務や生活、さらには今後のキャリア目標まで率直な言葉でお話していただきました。
印象的だったのは、「働きながら、自分の好きなことを見つけていきたい」というお言葉です。就職活動をしていると、やりたいことを明確に持っていないことに不安を持つのですが、会社に入ってからでも遅くないのだと、気持ちが楽になるアドバイスでした。

また、「なぜ楽天を選んだのか?」という問いに対して、どの社員さんも口をそろえて「人が魅力的だから」と答えていたのも印象的でした。
質疑応答では、SPIや英語スキル、入社後のギャップなど、就活において学生が抱えている不安や疑問に社員の方々が丁寧に応えてくださいました。
年齢の近い社員さんとのフランクな雰囲気の中で、自分たちの現状に直結した質問をすることが出来ました。

〇最後に

今回の楽天クリムゾンハウス訪問を通じて、「キャリアは決めるものではなく、広げていくもの」という視点を得ることができました。そして、実際に訪問することで、「企業」や「働く」ということがとても身近になったように感じます。
社員の方々の温かさや言葉のひとつひとつが、今後のプロジェクト活動や就職活動へのモチベーションとなり、自分の未来を前向きに捉える大きなきっかけとなりました。

〇今回の体験を振り返って

実際に企業を訪問し、社員の方々が実際に働く様子を間近に見ながら、対面で意見を交わせたことは、私にとって貴重な経験となりました。
やりたいことが明確でない自分にとって、「夢」や「やりたいこと」だけがすべてではないと気づけたことは大きな学びであり、迷いや不安も前向きに受け止めながら、様々な経験を重ねていきたいです。(石田)

私はオフィスのあちこちから聞こえてくるさまざまな言語にとても刺激を受けました。自分の知らない世界が常に身近にあるという環境にワクワクし、「もっと学びたい」という気持ちが自然と湧きました。日々の学びに前向きに取り組み、新しいものに触れていこうと思います。(宇田川)