【国際社会調査研修 ソウル編(4)】研修前の事前調査と最終発表 ー いよいよ出発へ

안녕하세요!
現代教養学科3年 戸澤愛美と2年 平山結希菜です。
7月16日(第5回)と8月1日(第6回)の授業についてご紹介します。

7月16日に行われた第5回目の授業では、学生がそれぞれの担当グループに分かれて、事前に調べたことを発表する場が設けられました。

担当グループは研修内容に合わせ、実際に訪問する場所毎に割り振られました。
①弘大 ②仁川 ③植民地関連施設 ④三大学(淑明女子大学校、誠信女子大学校、高麗大学校)の4グループに分かれて、リサーチとプレゼンを行うことで、今回訪問する場の歴史や特徴、日本との関わりなどについて、研修参加者全員の理解を深めることがねらいです。

弘大グループからは、弘大の歴史や日本とのつながりなど歴史的な知識から、弘大にある日本発祥のお店についてプレゼンしてもらいました。
実際に研修に行った際には、弘大での自由時間が設けられているので、実際に行ってみたい場所を想像しながら発表を聞くことができました。

仁川グループからは、弘大グループと同様に仁川の歴史や特徴、日本とのつながりを発表してもらい、仁川を代表する観光地についてもじっくりと発表してもらいました。
同じ韓国内の都市であっても、弘大と仁川での特色や歴史の違いを知ることができ、研修中には体感できることを期待しています。

植民地関連施設グループからは、訪問予定施設の概要や見所をそれぞれ発表してもらいました。
普通の韓国旅行では、あまり訪れる機会がないであろう植民地関連施設に行く際に、事前に知っておいた方がいいこと、やっておいた方がいいことも合わせて共有してもらいました。
事前準備をし、施設を訪問することで新たな学びを得られることが今から楽しみです。

三大学グループからは、訪問予定の三大学の概要や歴史、特色を発表してもらいました。
三大学では、それぞれ学生交流やディスカッション、キャンパスツアーが予定されているので、三大学の場に実際に足を踏み入れ、学生と交流できることがより一層待ち遠しくなりました。

8月1日に行われた第6回目の授業では、渡航前最後のガイダンスとして、異文化交流班による、昭和女子大学についての紹介と淑明女子・高麗大学でのディスカッションテーマについての発表とフィールドワークでのグループのテーマ決めを行いました。

学校紹介では、基本情報だけでなく、社会問題と向き合っている現代教養学科のコンセプトや、研修で訪問する目的を韓国の学生方に伝えることで交流の促進を目指しています。
また、ディスカッションテーマでは、第2回目授業のグループワークで提案されたテーマを基に、両国に共通する社会問題や文化の差異などを議論することで、「共に学ぶ」という姿勢を確立していきます。

また、8月28日の大学路におけるフィールドワークでのテーマ決めでは、「ソウル的な○○」に当てはめて各グループで考えました。
例えば、私が所属している植民地関連班では、大学路が日本の下北沢に似ているのではないかと感じたことから、「ソウル的なサブカルチャー」というテーマで現地でのファッションスタイルやどのような建物(施設)があるのかを調べ、日本のサブカルチャーとの比較をしていきたいと思います。

次回、対面で集まるのは大学の教室ではなく、羽田空港です。いよいよ社会調査研修が始まります!

記事:3年 戸澤愛美・2年 平山結希菜