こんにちは,木村ゼミです。
昨年の新宿でのデートDV防止に向けた啓発活動(デートDVチェッカーの配布)に引き続き,本年度も同内容の活動を行いました。
今回は,9月2日の夕方,渋谷駅近辺でデートDVチェッカーの配布にチャレンジしました。
「楽しんで!(良好な関係)」から「助けを求めて身を守って(危険な状況)」に至るまで,色(グリーンから赤のグラデーション)で示され,具体例も書かれていて,その危険度がわかります。(ものさしとしても使えます!)
注:デートDVチェッカーはフランス・パリ市が開発したもので,株式会社TENGAヘルスケアがパリ市公認の元,日本語版を製作,配布し,性教育従事者向けプラットフォーム「withセイシル」が販売しています。

女性の約6人に1人(20代では約4人に1人)がデートDVを経験しているそうですが(内閣府調査2021年3月公表),自分や相手の言動がDVに該当すると気づいていない人も多いようです。
まずは,何がDVに該当するのかを知ってもらうことが重要だと,私たちは考えています。
多くの人が忙しそうに行き交っている中、受け取ってくださるか、ドキドキ…。
活動を終えた感想
✿ 予想よりも多くの人にチェッカーを配ることができた。とてもやり甲斐のある活動だった。(関根)
✿ 街中で配布するのは緊張したが,ある方が立ち止まって「頑張ってね」と声をかけてくださったときこの活動をしてよかったとより強く感じた。(坂巻)
✿ 渋谷は外国人観光客も多いため,日本人の学生やカップル,特に若者に手に取って貰えるよう積極的に声をかけた。(黒木)
✿ 街中での配布活動は緊張したが,実際に興味を持ってくれる人がいて嬉しかった。今回の配布が少しでも抑止につながればと思う。(瀬下)
✿ 配布していると,詳しい内容を質問してくださる方もいたため,この活動をして良かったと感じた。(森下)
✿ 受け取った直後にチェッカーを見て話してくれてる人たちもいて,この活動が少しでも考えるきっかけになったことが嬉しかった。(荒井)
✿ 年齢問わずチェッカーに興味を持ってくださり,配布をした甲斐があった。(成田)
✿ 女性よりも男性の方がチェッカーを多く手に取ってくれた印象だった。老若男女問わず,デートDVへの理解が深まって欲しい。(中村)