【見山ゼミ】3年見山ゼミの前期の研究成果が、日本マーケティング協会の機関誌「MARKETING HORIZON」に掲載されました!

こんにちは!見山ゼミ3年の酒井響、富所遥香です。

見山ゼミでは、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会さんと連携し、Z世代の広告の捉え方に関する研究を行っており、7月23日に日本アドバタイザーズ協会さんに伺い、「Z世代に刺さる広告を考える」をテーマに前期の研究発表を行いました

そして、このたび、3年見山ゼミの前期の研究成果を『Z世代の購買行動における「信用認知」と「信頼認知」の一考察〜Z世代の女子大学生のZ世代の女子大学生による、女子大学生による購買行動の観察と分析〜』という形でまとめ、日本マーケティング協会の機関誌「MARKETING HORIZON」に掲載していただきました。
研究内容は以下のリンクからご覧いただけます。
https://horizon.jma-jp.org/?p=7802

画像提供:日本マーケティング協会

今回このような形で、私たちの研究を紹介する機会をいただけたことを大変光栄に思うとともに、心より感謝申し上げます。私たちにとって、前期のゼミでの学びや活動を社会に発信する貴重な機会となりました。

本学科ブログでは、前期のゼミの活動を通じて感じたことや学んだことを、ゼミ生12名のそれぞれの言葉で紹介します。

<ゼミ生12名のコメント>

意見を自由に発信し、共有し、話し合うことで、思ってもみなかった視点や考え方に触れることができ、前期のゼミ活動は非常に有意義なものとなりました。苦難したこともありましたが、多くの意見を交わしながら、最終的には納得のいく形で前期の研究をまとめることができたと考えています。
自分一人では得られなかった新しい視点を得ることができ、それが今後の研究や考え方に役立つのではないかと考えています。(水澤 紀佳)


日常の消費生活を可視化したことで、自分たちの購買行動に新たな気づきを得ることができました。特に、同年代のゼミ生同士でも購買行動にはさまざまな違いがあり、その発見はグループワークの中でも大きな学びとなりました。また、今回はファッションとコスメという、女子大学生の関心が集まるジャンルを中心にワークを行ったため、より実際の消費生活を踏まえた意見をもとに考察することが出来ました。
後期以降の活動でも、前期の研究成果や発表で得た経験を活かしていきたいです。(石井 碧)


ゼミ活動を通して購買行動への理解が深まり、日常の買い物には多くの無意識な判断や影響があると実感しました。SNSや口コミが意思決定に大きく関わっていることも学びです。ディスカッションでは多様な視点を得られ、発表準備を通じて意見を整理し伝える力も向上しました。
今後は企業と消費者双方の視点から学びを深めたいです。(田邊 奈津)


私たちのグループは、広告全体を俯瞰することから始めました。その中で、私が最も印象的だった広告は、お店の入口と出口にある広告です。これは、動線を意識して設置されたものだと考えられます。見山教授からフィードバックをいただき、このような考察を得ることができました。
また、ゼミでは、ディスカッションを多く行いました。グループ全体で意見をまとめることは難しかったですが、それと同時に他のメンバーの意見を聞くことができ、自分の中にはない新たな視点を取り入れることができました。
今後のゼミ活動では、ゼミ生と議論を重ね、新たな知識をインプットし、発表という形でアウトプットしていきたいです。(長友 理咲)


前期の研究では、私たちが日常的に行っている消費行動を細分化して分析することで、現代社会の動向をより的確に把握することができました。特に、化粧品とファッションにおける購買プロセスには大きな違いが見られ、これまで無意識的に行われていた行動を意識化することで、その特徴が明確になり、非常に興味深い成果となりました。
今後は、さらにディスカッションの場を広げ、多様な知識や意見を取り入れることで、研究をより深い学びへとつなげていきたいと考えています。(粟井 仁香)


今回の研究では、普段行っている物を買う行動について、私たちがどう考えているか、その考えが何から影響を受けているかを可視化して考えることができました。また、Z世代にとって何が購入したい要素となるかや、どんな情報を重視するかなども調査しましたが、自分が一般的なZ世代の購買行動と離れている事なども分かって興味深い結果となりました。(関根 優那)


普段何気なく欲しいものを購入していると思っていましたが、購買行動の中には多くの分岐点があり、その分岐点に企業が関与できる可能性を秘めていることがわかりました。購入するものによってプロセスは異なるため、購買行動とは決して単純なものではなく、奥深いものであると学ぶことができました。
今後の活動では、学生同士のディスカッションでより購買行動を深堀していくとともに、企業側の目線に立って多様な視点から学んでいきたいです。(宮城 梨花)


前期の研究では、企業が広告により私たちの購買行動に影響を与えることができているのか、自身の体験を振り返りながら分析することができました。「女子大生」という同じ立場であるゼミ生同士のディスカッションでも、意見や考えが合わなかったりまとめるのが難しかったりすることが多かったのが興味深かったです。
様々な企業や人とのディスカッションを通して、多角的な視点を取り入れ、より有益な研究発表にしていきたいです。(石田 茉紘)


前期のゼミ活動では、主に広告全体について考え、購買行動の観察と分析を深めてきました。活動の中で、広告だけでなく、広告を通した自分たちの行動を記録することで、広告における意識と無意識の存在を学ぶことができました。また、「広告全体」という漠然としたテーマ設定は、他グループよりも観察や分析が詰まることが多いものでした。しかし、グループで意見の発散を繰り返し、共通点や相違点など、それぞれの持つ視点で補い合いながら満足のいく形になったと感じています。
後期のゼミ活動では、引き続き多くのディスカッションを行っていくとともに、日本アドバタイザーズ協会の皆様から頂いたフィードバックやより多くのZ世代の購買行動の分析などを通して、研究を深めていきたいと考えています。(玉川 葵泉)


前期のグループワークでは、生活の中で当たり前に行われる化粧品とファッションの購買行動と広告全体をどのように捉えているのか、Z世代である学生視点で話し合っていきました。話し合いを重ねながら、同世代同士でも購買行動は異なっているが、共通の認識が行われているということに気がつきました。
当たり前に行っていることに対し、なぜそう思ったのか、なぜこの行動を取ったのか、枝分かれのように疑問を広げていったことで、より具現化することができ、非常に多くの刺激を受けました。
今後は、学生のみではなく企業様との交流を通じながら、より研究を深めていきたいと考えます。(大川 玲奈)


前期全体を通して、ゼミ生とディスカッションを何度も重ねた成果だと考え、嬉しく思います。自身のこれまでの購買やSNSでの行動を振り返り、自分にとって当たり前だと思っていたことも他者に共有することで違いを認識し、自分の新たな一面を知ることができました。
私はコスメチームとして自身のコスメ類に関する購買行動を考察しましたが、他のグループの考察と合わせることで考えを深堀し、異なる視点からコスメに関する考察に繋げることができたため、今後のゼミにおいても多くの意見に耳を傾けて考えを深めていきたいと思います。(酒井 響)


自分たちの関心のある化粧品やファッションを題材に、ゼミ生と議論を重ねながら購買プロセスを言語化しました。その中で「信用認知」と「信頼認知」という視点を加え、提供価値がどう受け入れられるかを考察できました。日本アドバタイザーズ協会の皆様との交流では、企業と学生の視点の違いにも気づきました。研究成果を掲載いただけて、とても嬉しかったです。
この学びをもとに、Z世代により響く広告のあり方を今後も研究していきたいです。(富所 遥香)


<おまけ>

見山ゼミのロゴが完成しました。

コンセプトはおもちゃ箱です。「ゼミ生1人1人の独創的なアイデアをおもちゃ箱に入れて、みんなで一緒に楽しく学んで行こう!」という思いを形にしたものです。
ロゴのキャラクターの手はゼミの活動を通じて何かを掴んで欲しいという思いを、そしてキャラクターの愛嬌のある目は好奇心と向上心を表現しました。

(ロゴ制作は、見山先生の教え子のデザイナー、ebichilecoさんにお願いしました。)

以 上