授業紹介【メディアを見る目】プロに学ぶ動画撮影

こんにちは!
現代教養学科1年の伊藤夢乃です。

今回のブログでは、現代教養学科・村井明日香准教授が担当されている「メディアを見る目」の授業風景についてご紹介します。
私たちは普段から、テレビやYouTube、TikTok、Instagram、Xなど、さまざまなメディアを通して映像や画像に触れています。では、それらの映像は一体どのようにして撮影されているのでしょうか。元番組ディレクターでもある村井先生が大切にする、メディアで発信する際の工夫とは…?

本授業では、メディア・リテラシー(メディアに媒介された情報を主体的に読み解き、自らの思想や意見、感じていることなどを上手に発信する能力)を獲得することを目指します。
そのために、実際にスマートフォンを用いての撮影や、ワークシート学習やグループディスカッションを行うことで、実践的な深い学びを目指しています。

メディア制作の経験を活かして授業を行う村井准教授

【授業の概要】

10月21日に行われた第3回の授業では、学生自身がカメラを持ち、写真や動画の撮影を行いました。自由に教室内を歩き回り、「どうすれば伝えたいことが伝わるのか」を考え、実際に撮影をすることで、マスメディアを創ることの大変さを学びました。

授業中、ロングショットでの撮影を試みる学生

授業の後半では、2人1組になってお絵描きゲームを行う様子を撮影し、1分間のショート動画を制作しました。
場所や全体像を伝える「ロングショット」、細やかな様子を伝える「アップショット」などの撮影技能を駆使し、編集アプリを用いて自ら編集まで行いました。被写体の向きや角度、距離によって伝わる情報が変化することを実感し、短い映像の中にも多くの工夫が込められていることを学びました。

撮影した映像をスマートフォンで編集し1分の動画をつくる様子

【授業の感想】

メディアを通して伝えられる情報が、どのように創られているのかを学ぶことで、情報の受け取り方や活用の仕方を身をもって知ることができる授業だと感じました。情報があふれる現代社会を生きる私たちにとって、与えられた情報を正しく理解し、活用する力は、今後ますます重要になります。この授業を通して、主体的にメディアリテラシーを身に着けていきたいと思います。

(1年 伊藤夢乃)