6月25日、学園本部館第1会議室において、6月の読書会を開催しました。
今年は「女性文化研究賞候補作を読む」と題し、第1回(2008年度)「昭和女子大学女性文化研究賞」の候補作となった作品をオムニバス形式で読んでいくことになっています。
6月の読書会では本学環境デザイン学科非常勤講師でもある、女性文化研究所の宮坂順子研究員をコーディネーターに、ご著書『「日常的貧困」と社会的排除-多重債務者問題-』(2008年、ミネルヴァ書房)を取り上げました。参加者からは様々な感想や質問が出され、熱心な議論が交わされました。
宮坂研究員は、この著作で、第15回(2008年度)社会政策学会奨励賞を受賞されました。経済状況の悪化が伝えられる中、「貧困」をテーマにジェンダー視点を入れた著作は各方面からも注目されており、今後ますますのご活躍が期待されています。
読書会の様子
当日のテキスト
宮坂順子研究員