7月の読書会を開催しました

7月16日、学園本部館第1会議室において、7月の読書会を開催しました。
今年は「女性文化研究賞候補作を読む」と題し、第1回(2008年度)「昭和女子大学女性文化研究賞」の候補作となった作品をオムニバス形式で読んでいくことになっています。
7月の読書会では現代教養学科粕谷美砂子准教授をコーディネーターに、伊藤セツ著『生活・女性問題をとらえる視点』(2008年、法律文化社)を取り上げました。昭和女子大学名誉教授でもある著者の伊藤セツ氏は、2008年3月まで昭和女子大学教授として活躍され、生活・女性問題などに多くの業績を残されました。前昭和女子大学女性文化研究所所長でもあります。
この著書では、様々な問題が複雑にからみあっている生活問題・女性問題を、どのような視点でとらえ、研究を進めていったら良いのかを、国際的な動向も交えて示しています。
伊藤教授に指導を受けた粕谷准教授、本学環境デザイン学科非常勤講師の宮坂順子女性文化研究所研究員、現代教養学科の学生2名を含む参加者8名は、難しい内容に悩みながらも、質問や感想を述べ合い、有意義な時間を共有しました。 

  テキスト

  

粕谷准教授

 

 真剣な表情の参加者