4月21日(土)に国際学科1年生が参加する「国際社会入門」の授業で、 「世界中の子どもに教育を」キャンペーンの「世界一大きな授業」に参加しました。 まず、小学校に行けない子どもたちが世界には6700万人もいることを、 各地域の初等教育就学率の統計を見て皆で学びました。このような現状に対して、 180カ国のNGOや教職員のネットワークが、毎年4月に世界で一斉に各国政府に全ての子どもたちが 小学校に行けるよう政策変更を求めて行動していること、 そのキャンペーンとアドボカシーに日本からも今年は5万人も参加すること、 そしてグループディスカッションによる提言は日本の首相と国会議員に 4月24日に同キャンペーンに参加する中高生から渡すことを説明し、協力を呼びかけました。 学生達は4人づつのグループに分かれてディスカッションをし、 各自のコメントやグループ毎の提言を書いてまとめました。
この授業では、2004年のスマトラ沖地震・津波で被災した
インドの子どもたちが制作したビデオ映像を上映しました。
学生達は、被災した子供たちが自ら状況を改善しようと行動していることに驚き、
世界で小学校に行けない子どもたちが多くいる現実に対して何とかしたい、
自分に何ができるかを各自が考え、非常に触発された、という感想が多く寄せられました。
[米倉]