第11期生・中国留学便り ~上海交通大学・オンライン6月編・その1~

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<上海交通大学(DD)のオンライン授業について>
6月を終えたと同時に、上海交通大学とのダブルディグリー生としての留学期間が終了しました。5月末から、最後の期末試験に向けて準備を進めてきましたが、やはり試験を目前にすると、最後だからこそ頑張りたいという気持ちと裏腹に、この試験が終わったら私はもう交通大学の授業を受けられなくなる寂しさで、時間が永遠に来なければいいのに、とも思っていました。試験の結果としては、GPA順位が、昨年度より上がり、一位は逃したものの満足のいく結果だったと感じています。
高级汉语写作课の陆老师は今年1年間のまとめとして、1人1人に激励の言葉をかけてくださりました。この授業では、毎回授業の最初10分間程度を利用して、学生一人ひとりと先生が交流する機会がありました。これまでの1年間で先生と私たち学生の間で培ってきた信頼関係が、最後、有終の美を飾る形で表すことができたのではないかと思います。
2年間を通して、交通大学の先生方には授業外での支援をたくさんいただきました。留学生活が、オンラインへ切り替わるという貴重な経験をすることになりましたが、上海での数ヶ月の生活と、オンライン留学の経験が、今後に生かしていきたいと思います。

<どのような生活を送っていますか?皆さんがどんな生活をしているか教えてください。>
授業を終え、オンラインに切り替わってからの全ての資料を整理していました。すべての資料と教科書を全て積み上げるとiPhoneの4倍以上の高さになりました。2年前の9月、これから始まる留学生活への期待を胸に上海の地へ足を踏み入れた時のことを思い出し感慨深い思いになりました。
また、今までお世話になった先生方に久しぶりに連絡を入れ、2年間の感謝を伝えました。特に親しくしてくださっていた先生方は、授業がなくなってから1年近く経つにもかかわらず、微信で電話をかけてくださり、私が中国に行ったばかりの頃と今現状の中国語能力を笑いながら批評してくださったり、昔の言い間違いを覚えててくださったりと、思い出話に花を咲かせました。それと同時に、コロナ収束後の上海での再会を誓いました。
生活面として、日本にいる中国人の友人と海南产の荔枝を購入しました。日本で買うことのできるフィリピン産のライチとは全く違う見た目で、初めて食べましたが、今まで食べたの物の中で比べられないほど甘く感じました。現在も良好な交友関係を築けている友人を大切に、異文化理解を忘れないようにしていきたいと思います。

☆K・Y☆