4月26日(土)に「国際社会入門」の授業でNGOによる「世界一大きな授業」に95人が参加しました。
これは世界には小学校に行けない子どもが5700万人、読み書きが学べなかった大人が7億7400万人いるという現状を知り、各国政府に解決策を提案する国際的なキャンペーンです。2003年から行なわれており、今年も100カ国以上で市民団体が協力し、4月21日~5月18日にいっせいにアクションをとります。[詳細は教育協力NGOネットワーク(JNNE)<http://www.jnne.org/gce/>参照]
教師になる学生は、将来、こうした開発/地球市民教育を授業にとりいれることもできますし、企業に就職してこうしたアクションに参加することもできますので、国際学科では毎年、参加しています。具体例をもちいた教材はわかりやすく、グループディスカッションに参加することで、学生の理解が深まり、気づきがあるようです。
[授業風景]
学生からは、小学校に行けない子どもがこんなにいることを知らなかった、こうした途上国の現状を、もっと小さい時から学校で教えると良い、自分が恵まれていることがわかった、などの感想が多く聞かれました。また実際に国会議員や政府に解決策を提案するということで、より困難な状況にあるサブサハラアフリカや、まずは基礎教育に支援をするよう、真剣に考えて起草していました。学生達にとっては印象に残る活動のようです。
[米倉]