5月23日(金)18時半から、帝国ホテル富士の間で、マレーシア元首相のマハティールさんと池上彰さんの対談による講演が行われました。国際 学科からは1年生から4年生まであわせて10数人が参加し、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。
佐藤
ルックイーストという言葉は知っていたが、内容はそこまで知らなかったため、詳しく聞くことができてよかった。西洋ばかりではなく、アジアに目を向け、特に日本を見て学んでいたことに驚いた。あんなにも日本を尊敬していてくれたことを知り、嬉しく思った。日本の文化、価値観を大事にし、中国で一生懸命学び、交流して様々なものを吸収したい。そして、少しでも中国と日本が友好な関係にるようにできたらと思った。
A.S
私が今回のセッションで一番印象に残ったのは、日本は他の国をお手本にしすぎる必要は無い。日本自体がいいお手本になるのだから日本の中を見るべきだ、という話です。マハティールさんは日本の成功に関心を寄せ、ルックイースト政策によってその話を聞いて一国に影響を与えるほどの力を日本はかつて持っていて。日本は海外をお手本にしたり真似たりするだけではなく、自国の力で更なる成功を遂げて欲しい。また、私が留学を希望している中国との国同士の問題を解決するのはとても難しいことだと改めて思いました。私は留学先で現地の人たちと良好な関係が築きたいと考えました。
O.N
今回、国際交流会議に参加して改めてアジアにおける日本の素晴らしさを知ることができました。ルックイースト政策は高校で勉強したので知っていましたが、マハティール元首相が、戦後の日本の急速な回復の原動力の一つに恥の文化を挙げたのは予想外でした。アメリカに追従する傾向にある日本はだけではなく国内も見て、そういった価値観を取り戻すことが世界での日本の地位を取り戻すことに繋がるという指摘にとても共感しました。
S.A