第5期生・上海交通大学留学便り ~3月編・その1~

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<一番印象に残った授業は何ですか>
上海語の授業です。上海語の授業を受けるまでは、
中国全土で使用されている普通话と比較して、
こんなにも多方面にわたる違いがあると思わず、とても驚きました。
日本でいう関西弁のようではなく、方言レベルを超えており、
本当に上海市内でしか通用しないんだということを知りました。
まるで他の国の言語を学んでいるようでした。
しかし、上海語は広東語などと比べて、影響力があまりなく、
絶滅の危機にあるとも言われています。
上海に住んでいる以上、上海語についてもう少し勉強する必要があると感じました。

<寮での生活で大変なことはありますか>
寮での暮らしはだいぶ慣れて、ほとんど困ることはなくなりました。
しかし、この季節の変わり目に風邪を引いてしまい、本当に辛かったです。
日本にいる時よりも、環境の変化により風邪を引く回数が多くなってしまったので、
もう一度体調管理をしっかりしていきたいです。
あと修理や点検のため、定期的に水や電気が止まることがありますが、
それを確認しないでいつも通り過ごすと、あとで大変なことになってしまいます。
友人同士で情報の共有をしていきたいと思いました。

寮の近くで咲いていた桜
寮の近くで咲いていた桜

<留学をして半年が経ちましたが、留学前と比べ自分自身が成長していると感じることはありますか>
コミュニケーションをとる時に中国語が自然と頭の中から出るようになりました。
中国人と話す時に、ネイティヴの人が話す中国語を追うことに必死になり、
以前は話の内容を聞き直してしまうことが多々ありましたが、この頃はそれも少なくなりました。
中国人だけではなく、他の国の人たちとも中国語を使いコミュニケーションを取るようになり、
改めて言語は自分を表現する基本的なツールなのだと実感しました。
授業に関していうと、大部分は理解できるようになり、
中国語で他の科目を学ぶ楽しさを知りました。
三月に一年生が短期留学で来て、去年からもう一年が経ったんだと、
時の流れのはやさを感じました。初心を忘れずに、頑張っていきたいです。

3月HSK研修に参加した1年生との食事の様子
3月HSK研修に参加した1年生との食事の様子

☆N.Y.☆