NGO/NPO「幼い難民を考える会」インターンシップ

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私は国際学科を通してNGO/NPOインターンシップに参加し、特定非営利活動法人「幼い難民を考える会」でインターンをさせていただきました。

私がこの団体を選んだのは、もともと興味を持っていたカンボジアでの活動をしていること、また幼い子どもたちへの教育や支援は重要だと考えていたことから、興味を持ったからでした。ボストン留学から帰国後すぐに実習期間が始まるため、留学中に参加申し込みをし、インターンに参加することができました。

「幼い難民を考える会」では、就学前の子ども達の支援を主とし、遊具や教材の支援、幼稚園建設の支援などを行っています。また、子どもを持つ女性が貴重な現金収入を得られるよう日本から布を送り、それを彼女たちが自分自身で縫い合わせ遊具を作るという仕事を提供しています。自分自身で収入を得るということで彼女たちは自信と誇りを持つことができるのです。

カンボジアの幼稚園の子ども達に贈るボールや人形といった遊具をつくるための布を裁断してもらうボランティア活動です。企業でボランティアに参加している方が切った布を、枚数があっているか、形は整っているかなどの検品をしているところです。
東日本大震災の時に校舎がつぶれてしまった幼稚園からの依頼で、子ども達が手先を使って遊びながら学べる遊具を作成しているところです。魚型の、ボタンを通していく遊具を作っています。

インターン期間中は、英語資料の作成、ボランティアに参加する企業への訪問、ボランティア参加者への資材配送準備、資材作り・布管理、経理の表作成、ホームページ・フェイスブックの更新などを行いました。特に、企業訪問は大勢の社会人の方の前に立つことや、「幼い難民を考える会」の一員として質問を受けることなど普段はできない経験をすることができました。広報活動も記憶に残っている仕事で、客観的に見て、伝えたいことはまとまっているのか、宣伝効果が見込まれるような仕上がりか、を考えました。また、ホームページ更新は今までやったことが無かったため苦戦しましたが、情報社会の今、こういった経験は今後に活かすことができると思います。

インターン期間の1週間を通して、「幼い難民を考える会」が、日本からカンボジアにどのような支援をしているのか、事務所としてどう事業を運営し管理しているのか、など初めて知ることが多く、非常に良い経験となりました。

N.K