<日本の授業との違いはありますか>
わたしの通う大学は、授業自体が2,3時間と長いものの、1時間ごとに区切られていて、途中に10分ほどの休憩を挟むところが日本との違いを感じられます。途中に休憩があることで、短い時間でより集中して授業が受けられるような気がします。学年ごとにそれぞれクラスが3つあり、そのクラスで受ける授業も多いです。20人弱の少人数制の授業がほとんどで、教授と学生の距離も近いように感じられます。また、授業中に自分の考えを発言する機会が日本より若干多い気がします。所属しているのが日本語通訳翻訳学科なので、日本に関連する問題の回答や意見を求められることもよくあります。日本語を学ぶ授業がありますが、すべて韓国語で進められるので、気を抜くことがなく、学ぶこともとても多いです。また、様々な学科の講義を選択でき、関心のある専門的な分野の授業を受けられるのも魅力です。
<学生寮での生活について>
漢陽女子大学には学生寮がなく、学校が用意したアパートに住みます。わたしは学校から歩いて3分ほどのところにあるアパートに住んでいます。部屋には、私のほかに日本人と中国人の留学生が2人ずつの5人で生活しています。それぞれ生活スタイルや習慣が違いますが、特にルールもなく、必要なことは適宜話し合います。みんなが集まると話をしたり、ご飯を食べに行ったり、気楽に楽しく過ごせています。アパートのまわりにはスーパーやコンビニが複数あり、学生が多い町なので安いパン屋やご飯屋さんもたくさんあります。ご飯は自炊したり、近所の食堂で食べたりいろいろです。最寄駅は歩いて5分ほどですが、少し歩くと大きな駅もあるので便利でとても住みやすい街です。写真はアパートからの景色です。
<新生活を振り返って。また、旧盆はどのように過ごしましたか>
考えていたよりも早く、新しい環境に溶け込めているような気がします。留学前から友達だった現地の学生と会ったり、最近新しくできた友達もいて、慣れないことやわからないことがあると、助けてくれたり、いろいろなところに連れて行ってくれて、知らないものを見せてくれます。そのおかげでこの1か月間は忙しく、充実したものにできました。
毎日外に出て慌ただしくしていたので、旧盆は、家のことや、身の回りの整理など、時間ができたらやりたいと思っていたことをして、ゆっくり落ち着いた時間を過ごそうとしましたが、結局毎日友達と会っていたので、10月はもう少しリズムを整えて生活しようとおもいます。
☆N・T☆