第3期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 10月編・その1~

  • 未分類

<日本の授業との違いはありますか>
先生が常に生徒とのコミュニケーションを取ろうとしていて、授業を受けている間に集中が途切れることがなくなりました。毎日新しい単語が増え学ぶことが多くとてもやりがいを感じています。10月からは先生も変わり、課題も増えましたが、勉強に時間を使うことが自然にできるようになってきました。クラスは少人数授業で、先生と生徒の距離が近くわからないところはすぐ聞けるので、とてもいい環境です。ただ文化の違いもあり、先生が時間にルーズだなと思うことが時々ありました。特に、授業の始まる時間や、授業の進め方についてです。最初は少し気になりましたが、これも真面目に考えすぎないという海外特有のものなのだと今は思っています。少しずつスペインの文化に馴染めていけていると思います。日本と違って、全体の授業時間がそれほど長くないので集中力がベストな状態で授業を受けられているので、とても満足しています。ただ。今の時間の使い方に慣れてしまっているので、帰国後の大学の授業に追いついていけるか少し心配です。

<ホームステイ先での生活で心がけていることはありますか>
家族が寝静まったときはお風呂に入る時になるべく音を立てないように気をつけています。または、12時を過ぎそうだったら次の日にお風呂に入るようにしています。お母さんの毎日のご飯の感想をしっかり言うようにしています。お母さんは料理が好きで私の口に合わないものがないかいつも確認してくれるので、私もしっかりと答えています。苦手な食べ物を無理に食べるようなことはありません。普段の生活で、あまり部屋にこもり過ぎないように意識しています。ご飯の後も一緒にテレビを見たり、家族との会話を増やそうと心がけています。家族に誘われた外出は断ることのないようにしています。

ホストマザーとのお茶の時間
ホストブラザーのボクシングの試合を観戦

家族は私にスペインの色々な場所を知ってほしいと普段から言っていて、大きい休みの日は遠出に連れて行ってくれます。毎回その土地の情報などを詳しく教えてくれるので、新発見がたくさんあり、とても楽しいです。これからも積極的に家族と出かけて色々なことを吸収したいです。

マドリッドの王宮の中
アルカラの有名なレストランで食べたパエリア

<アルカリングアでできた友達について教えてください>
中国人の女の子と男の子、韓国人の女の子、日本語を勉強しているスペイン人と仲良くなりました。中国、韓国の友達は授業で同じクラスになり、グループワークなどを経て仲良くなりました。とてもフレンドリーに話しかけてくれるので、打ち解けやすかったです。休み時間も日本の友達となるべく話さず、多言語の友達とスペイン語で話すようにしています。普段の出来事をスペイン語で報告し合ったりするのが、日課になりつつあるのでこのまま続けていけたらいいと思っています。日本語を勉強しているスペイン人とは、外国人との交流会で知り合いました。積極的にイベントを持ちかけてくれるので、たまにそのイベントに参加して外国人と話すようにしています。スペイン語で会話をして気持ちが伝わった時、とても嬉しいです。やはり、外国人の友達との会話が最も普段のスペイン語の会話力を鍛えてくれるので、友達の存在は大きいなと感じています。これからも積極的に外国人との交流を深めていきたいです。

☆S・I☆