【授業紹介】株式仮想売買シミュレーションを体験!

いつも大変興味深い授業の様子をシェアいただいている山田隆先生

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今回は「会計とファイナンスⅡ」内のひとコマをご紹介いただきました。

【株式仮想売買シミュレーションを体験!】

こんにちは!会計ファイナンス学科教員の山田です。
以前もこのブログでお伝えしたように、今年度から教養科目として国際学科で
「会計とファイナンスⅠ」および「会計とファイナンスⅡ」をそれぞれ前期・後期と教えています。

会計やファイナンスの基礎的な知識は、国際学科の学生であっても社会に出てから必要です。
それを楽しみながら体験的に学べるのがこの科目です。
今回は会計ファイナンス学科で使用している「株式仮想売買シミュレーション」を体験してもらいました。
この授業は「実験ファイナンス」という名前で、会計ファイナンス学科で行われている授業です。
この「株式仮想売買シミュレーション」のシステムは女子大では昭和女子大学にしかない画期的なものです。
日本の大学でも、本学を入れて4校しか使用していません。教えられる教員が限られているのです。

今回はPONYと満天堂という2銘柄を所持金1億円で売買してもらいました。
(もちろん、皆さんがよく知っているあの会社を想定したものです。)
実際のケースを元に私がシナリオを作成し、
それをコンピュータ上で走らせてシミュレーションを行います。
実戦さながらの株式売買が体験でき、学生たちは大興奮でワイワイと株式の模擬売買を経験しました。
様々な経済情報が流れてくる中で、それをどのように解釈し、
株式の投資意思決定を行うかを、臨場感をもって体験できます。
15分程度のシミュレーションで500万円以上の利益をあげた学生が何人かいました。
会計ファイナンス学科の学生より才能があるかも・・・!?

学生の頃にこうした体験をすることで、マネーリテラシーを高めたり、
実際の経済の動きや仕組みを学ぶことができるのはとても大切ですね。
私たちも若いころにこうした授業を受けられていたらな、と羨ましくなる内容です。

国際学科へ入学した学生は、ぜひ語学以外にもこうした様々な教養を身に着けて
国際社会で活躍できる人材に成長していって欲しい、これもひとつの学科としての願いです。
山田先生ありがとうございました!