<テスト対策はどのようなことをしましたか>
私はライティングとリーディングが苦手なので、一番に彙力をつけることを目標におきました。短期間で記憶したものは短期間で忘れてしまうので、毎日予習復習していました。授業内での会話、長文などで出てきたわからない単語はまとめてノートに取っておき、空いている時間に見やすいようにしています。ライティングの対策として、私は日本から持ってきた作文の本(「スペイン語作文の方法表現編」 第三書房出版)を解いています。表現するカテゴリごとに分かれているので、日常生活にも活用しやすく、とても役立っています。また宿題や授業内で、先生に見て頂く機会があるときには、周りの人より少し長めに書くよう意識しました。リーディング、リスニングの対策は、授業内で解いた文章ででてきたわからない単語を全て調べ、文章全体を理解した後、音読しました。ホストファミリーや、授業内の音源は、ゆっくりはっきり、聞き取りやすいものが多いので、早いスペイン語に慣れる為にPodcastやYoutubeを活用しています。
<クリスマスはどのように過ごしましたか>
Nochebuena(クリスマスイブ)もNavidad(クリスマス)もホストファミリー、ホストファミリーの親戚、友達と過ごしました。私のホストファミリーは、比較的に信仰心が高い家庭なので、クリスマスはキリストの誕生を祝う日という意識がとても高く、地元の教会で行われたミサに一緒に参加することが出来ました。スペインの宗教文化を知るのにとてもいい経験となりました。ミサ以外には、親戚、友人たちと話しながらチキン、ケーキ、お菓子、ピンチョスを食べて、ワインを飲んでゆったりと過ごしました。日本ではクリスマスはバレンタインのような一つのイベントという感覚がありますが、スペインでは本来クリスマスの持っている宗教的な意味を持っている重要な祝日だと感じました。
<今年を振り返って>
今年は「英語とスペイン語の語学力をつける」という目標を達成するために、計画を組み、行動に移すことができたと思います。春休みには、フィリピン留学で英語を強化し、お互いの将来の夢を語り合える貴重な友人と出会うことが出来ました。夏休みには、スペイン料理レストランでのアルバイトを通し、スペイン留学に備えることが出来ました。9月からのスペイン留学生活を振り返ってみて、新しい環境に慣れること、語学をつけることに精一杯になってしまって、それ以外の物事にあまり意識を向けることが出来きていなかったと感じます。来年の留学後期は、「スペインの文化、社会を肌で感じること」を目標に広い視野を持ち、特に移民問題や、宗教、雇用などについて学んでゆきたいです。来年半ばまでにDELEのB1取得するにはまだまだ実力が足りていないので、しっかりと計画を立て、それを実践し、語学力を上げてゆきたいです。また留学サブリーダーとしても、昭和女子大のスペイン留学組の皆がそれぞれ充実した留学生活を送れるよう、周りを見る余裕をもち、サポートしてゆきたいと思います。
☆H・W☆