<一番楽しい授業は何ですか>
前回の学期、一番興味深かった授業は西洋音楽の理解とバロム人生教育だった。西洋音楽の理解では西洋音楽のジャンル別に、その音楽が流行した背景や聞いていた層について説明を聞き、実際に音楽や映像を観賞しながら授業が進められ、座学ではあったが毎回授業が興味深い内容だった。バロム人生教育は学期中の2週間、韓国人の学生たちと生活を共にしながら、他人との関係や、自分について振り返ることのできる授業だ。最初はルームメイトの学生たちと上手くやっていけるか心配したが、毎日行われる討論の授業や話し合いを通して、仲が良くなり最終日には一緒に配達して食事をしたりとても仲が深まった。日本人一人で、韓国人学生の輪に入って自分の意見を発表したり意見交換を行うのは、とても良い機会だったと思う。
<週末はどのように過ごしていますか>
週末は毎回外に出るわけではないが、なるべく外に出るように努力している。新しい映画の情報をチェックして興味があるものは見に行ったり、展示会を見に行ったりして過ごしている。他にも音楽番組の現場を見に放送局を訪れたりしている。最近は前の学期に一緒にスタディー活動をした日本語学科の学生たちとご飯を食べに行ったり、友人の韓国人と出掛けた。他には個人的に韓国の本屋さんやブックカフェがとても好きなので、本屋にはよく出入りし、本もたくさん読むようになった。冬場は、とても寒い日が多くなかなか外に出るのが難しい日も多いが、韓国も気温があがってきているので、春になったら韓国の桜を見に行ったり、学校の近くにある山を登ってみたりしたいと思う。
<旧正月はどのように過ごしましたか>
旧正月の時期は、歯の治療のため日本に帰国していた。帰ってきたときも少し休みが続いていたので、空港から戻る地下鉄が混雑していて、その時期に正月だということを実感した。私が戻った頃にはお店なども通常通りに運営をしていたが、スーパーなどでお餅を売っているところが多くあって、いつもとは違う雰囲気を感じた。SNSで韓国人の友人がお年玉をもらっている写真を見て、韓国では1月1日ではなく2月の旧正月にお年玉をもらうことを初めて知り、不思議だった。韓国は元旦よりも旧正月がより盛大だという印象を受けた。来年は最初からこちらで過ごし、韓国の旧正月を体感してみたいと思う。
☆M・S☆