<一番印象に残っている授業は何ですか>
毎日の授業が本当に心に残っている。私は、アルカリングアの先生たちにスペイン語を習えたことは、人生において素晴らしい経験だったと思う。新しい文法を学んだり、新しい単語を学ぶことはもちろん、人として成長させてくれる授業だった。特に好きだったのは、授業の中で先生と生徒みんなで話す時間で、先生たちはみんなの意見や、つたない言葉しか出てこない時もしっかり話を聞いてくれて、グローバル社会で生きていくために役に立つ知識や、それとは関係ない雑談までたくさんの話を聞かせてくれた。また、その時間のおかげで、ほかの国からきている留学生から様々な文化や価値観を知ることができた。レベルが上がるにつれて、授業についていくのがつらいこともあったし、自分の力不足に落ち込むことも何度もあったが、自分が成長できた、と自信を持って言えるようにしてくれた先生たちに感謝したい。
<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>
私が留学してよかったと思える時は、スペインでできた友達と一緒に過ごしているときだ。留学前に漠然と、友達作りを頑張ろうと思ってはいたが、ここまで大事に思える友達ができて、想像以上に充実して時間が過ごせたことは、この留学において最も素晴らしい経験の一つになった。彼らのおかげで、スペイン語を話すモチベーションは格段に上がったし、学校やホストファミリーだけでは感じられないスペインの若者文化や言語を学ぶことができた。留学中に自分のコミュニティが広がって、様々な友達と遊びに行ったり、スペイン人の集まりに呼んでもらったり、私の留学生活は彼らのおかげで非常に充実したものになったと思う。
<スペイン留学を振り返って>
留学をするまでに想像していたよりも非常に充実した留学になったと思う。想像よりも良かったことも、悪かったこともたくさんあったが、それを自分で感じることができたのは、実際にスペインという国に住んで生活したからだと思う。そして母国以外の国に住む大変さを知り、自分がマイノリティになる経験は確実に自分の人生の中で貴重な体験だった。自分が当たり前だと思っていたことが違う文化の中で当たり前ではないことを知ることは非常に衝撃的なこともあるが、客観的に自分の価値観を見つめなおすきっかけにもなった。また、色々な人と話して、自分の知識不足に直面することがたくさんあった。自分の足りないところを気づくことができたのもこの留学で得たものだと思う。
☆Y・N☆