第5期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 5月編・その2~

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<一番印象に残っている授業は何ですか>
私が一番印象に残っている授業は、Javierという先生の授業だ。理由はJaviの授業では毎回くじ引きを行いその日座る席を変えていた。そのおかげで毎回違うクラスメートと隣同士になることができていた。この授業を受けている時期は日本人だけでなく、他国の生徒も多かったため国際交流も行うことができていた。日本人と話してしまいがちだが、これのおかげで他国の生徒とさらに話すことができ、スペイン語の向上にも繋がった。さらに、プレゼンは準備から発表が終わるまで大変だが、確実に力がつく。この授業では、プレゼンの授業を行うことが多かったのも印象に残っている。そして何よりもJaviの授業はとても楽しく、授業にも積極的に取り組むことができた。

<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>
まず、スペイン語の上達である。日本にいる時よりはるかに理解力も上がり、話すこともできるようになった。また、ホームステイをしたことで、教科書で教わることに加え日常会話で使える表現を多く学ぶことができた。会話を楽しめるようになったことが自分にとって嬉しいことである。留学をしていなかったら、スペインの生活を体感できることはなかったかもしれないし、考え方なども変わらなかったであろう。例えば、この世の中には自分とは違った考え方を持っていう人がいるということ、自分の価値観は世界では違うものになるし、それを理解することが大切であると気づくことができた。この経験を通して学んだことはこれからの人生に生かすことができるため留学して本当によかったと感じる。

9ヶ月間お世話になったホストマザーとホストファザー
隣の家に住む日本語を勉強している友人

<スペイン留学を振り返って>
私は留学経験がなく、全てが初めての経験だった。他国の人と関わることにより自分とは違った価値観を得ることができたことが私にとってとても大きな経験である。もし自分と違う価値観、意見を持っていたとしてもそれを理解することができるようになったし、そこから討論することができるようにもなった。また、スペインで困難を乗り越えたことが何よりも自分の成長を感じられる。私は一時期体調が悪くなり病院に通い、その後入院と手術を経験した。大きな手術ではなかったがその時期は大変であった。病状の説明なども全てスペイン語、英語で、体調も良くなかったためとても不安だった。しかし、スペイン語で説明を受けた時に内容を理解できたことが自分のスペイン語能力向上を実感することができた。とはいえ、全て自分で解決できたわけではない。友達、ホストファミリーのサポートがなければ乗り越えることは決してできなかった。留学から学んだことは数え切れないほどあり、今に満足せず、それを今後の就職活動や生活に活かすことが重要である。この留学は確実に自分の人生の中で大きな経験であるため、決して忘れることはないだろう。

インテルカンビオ
sol駅のヨーロッパ調の建物

☆A・H☆