※こちらは2020年2月時点の報告書で、現在は帰国しています。
<一番楽しい授業は何ですか>
ソン先生の授業です。授業のはじめには必ず雑談の時間を入れてくれるため、自分たちの最近合ったことなどを先生と話します。先生は話を聞きながら私たちの話したベトナム語に訂正を入れてくれたり、より良い表現を教えてくれたりします。他の先生方の授業とは違いソン先生の授業は、ベトナム人がリアルに使う言葉を重点的に教えてくださるので、授業を受けていてとても面白いです。わからないところを質問をしたときもソン先生の解説が断然わかりやすいため、学生は自然とソン先生の授業の時間にわからないところを質問しています。とても優しく、フレンドリーなところもソン先生が人気である理由の一つである気がします。
<週末はどのように過ごしていますか>
今月は毎日が週末のようなものだったのですが、ほぼ家で過ごしていました。ベトナムに来て最初の方は頑張って外に出ていたのですが、最近は自分一人で興味がある本などを読んだりしています。私の家では一日中家にいても昼ご飯と夜ご飯で必ずベトナム語に触れることができることも、私が引きこもりになっている一つの理由です。授業で疲れていない分食事中の会話がしっかりと頭に入ってきて、授業があるときよりも勉強できている気がします。また、時間がある分大家さんとリビングでまったり過ごす時間などが多く、スローライフを満喫しています。しかし、また休みが伸びることになったりいろいろと不確定な部分も多く、不安があります。
<今月の大イベントは何ですか>
コロナで休みになったことです。クラスの人たちとこんなに長い間会わないのは久しぶりだったので、少し変な感じがします。はじめは1週間だけの休みだったのに、また1週間のび、更に1週間のび、と、結局1ヶ月のお休みになってしまいました。また休みが延びるらしいと言う噂が流れる度にベトナム語クラスのグループラインで確認し合っていたので、全員内心またかよ、と思いつつやりとりをしていたと思います。しかし、最初にベトナム全体が休校になったとき、ベトナム人はコロナにびびりすぎでは、と思いましたが、今改めて考えてみると日本がいつもあまりにも遅く、ベトナムの対応が適切なんだろうなと感じました。実際日本は感染者が増え続け、今更になって休校要請を出し、至る所で混乱を招いています。今回、ベトナムにいたからこそ冷静に気づけた部分だと感じました。
☆H・I☆