※こちらは2020年2月時点の報告書で、現在は帰国しています。
<一番楽しい授業は何ですか>
アルカリングアの授業では月曜日から木曜日までは言語の授業を、金曜日は文化の授業を行っています。その中でも個人的にスペインの文化を映像で学ぶ映画の授業が好きです。前からスペインのドラマや映画を好んでいるのは勿論、映画から得られることは言語以外の点でも多いと感じるからです。例として、現在は「Fuera de Carta」というホモセクシャルを題材とした映画を鑑賞しています。スペインに来てからというものの、街中で、友達で、LGBTの方々が日本に比べ多く、また人々の認知度が日本と比べとても高いと感じました。映画を通して、自国に加えより多くの人々が理解を持ち、様々な愛の形や性のあり方があっていいのではないか。と映画を通して自分がこれまで抱えていた感情を整理し考え直すきっかけになる授業になりました。
<週末はどのように過ごしていますか>
マドリードの美術館巡りにはまっています。学生の特権として基本的に無料で入場することができるので、プラド美術館をはじめ、少しずつ開拓中です。最初はアートに特別興味を持たなかった私ですが、授業や絵に詳しい友達の影響もあり今では一つの趣味になりました。ちなみにお気に入りはMuseo Romanticismoです。他にも最近では日帰り観光で行くことのできるトレドとサラマンカに行きました。週末を活用し、できるだけ外へ出掛けて新しいものや景色に触れるようにしています。マドリードに滞在できる期間も残り少ないので、機会を無駄にせず勉学と共にスペイン市内をこれからも巡れればと思います。
<普段の生活で注意していることや気を付けていることはありますか>
スペインときいて挙げられるイメージの一つに盗難が挙げられると思いますが、実際に住んでみて想像以上の被害の多さに正直、驚いています。最近でも仲良くしているクラスメイトの台湾の友達が、旅行の帰り際にパスポートの入った鞄を丸ごと盗まれてしまったと聞き、他人事ではないと感じました。私自身、いつもマドリードの中心外へ出かけるときはかなり警戒している為(ポケットには基本何も入れない。電車の中で鞄は前かがみに。等)、まだ被害には逢っていませんが、これからも重々に気をつけたいと思いました。
☆M・A☆