昨年度、2022年3月16日に国際学科を卒業した伊藤ももかです。在学時は韓国語を専攻して2019年の8月から韓国のソウル女子大学に留学をしました。本来であれば一年間留学をする予定でしたが、コロナウィルスの影響により2020年の3月に帰国をしました。帰国後はオンラインで昭和女子と韓国の大学の授業を受け、韓国語能力向上に努めました。
私は卒業後の進路を決める際に、今後の日韓関係の友好関係構築に寄与していく人材になりたいと考え、2022年の秋学期から韓国の延世大学院（政治外交学科）に進学することを決めました。
私が延世大学院の政治外交学科に志望した理由は二つあります。まず、延世大学院の政治外交学科には私の研究内容を指導してくださる指導教授がいます。そして、延世大学の学生は学ぶ意識が高く、世界中から留学生を受け入れています。大学院で過ごす二年間を有意義なものにするために、韓国の学生や様々な国から来た学生達が切磋琢磨する厳しい環境の下で向上心を持ちながら研究を行い、本格的に日韓関係について学びたいと考え、延世大院に進学することを決めました。
私がこれから研究していく内容は、戦後国際政治の中で日韓の歴史と政策の繋がりを探求して、現在の日本と韓国がどのような局面であり、停滞している日韓関係の今後の進化実現までの過程を分析していきます。未来志向的発想を基にしながら研究を進めることは、日韓関係の将来だけではなく、東アジア諸国全体で協力体制の強化や国家間での関係性発展にも寄与する過程に繋がる可能性があると考えています。
↑面接対策の勉強（面接は韓国語と英語で聞かれるので念入りに対策を行いました。）