6月10日（月）、東京大学の客員教授として来日中の
上海交通大学人文学院・歴史学科のProf. Chihyun CHANG（張志雲）先生の特別講義が行われました。
上海への留学予定者向けの、タイトル「上海：金融、貿易、革命の都市史（1840‐1949）」の講義で、
「①上海の開港、②上海の一市三界、③上海の軍事と司法、④上海と中国の民族主義と革命、⑤上海と変動する日中関係、⑥上海孤島時代、⑦戦後の上海」より構成され、
地図や写真など多彩な史料を使い、日本や欧米との関係の中で織りなされた上海の近代史を分かりやすくご説明いただきました。
90分の講義すべてが中国語で行われ、学生には難しく感じる部分もあったと思いますが、
HSK対策講座のため3週間の上海滞在を終えたばかりの学生達が集中してChang先生の授業に耳を傾け、
熱心にノートをとる姿がみられました。
最後にChang先生を囲んで集合写真を撮影しました。
講義に集中していた学生も、ここではたくさんの笑顔がみられました。
今回の講義を通して上海という国際都市の歴史を知ることによって、
その特性と魅力を一層感じられたと思われます。
これからの留学生活がより充実して深い学びにつながるものだと期待しています。
特別講義をしてくださったChang先生、企画してくださったCIEのみなさま、ありがとうございました！
＜国際学科特命講師：張 陵先生＞