2022年8月日越友好の家の開館に先立ち、2018年8月ホイアン日本祭りに際し、松阪市・日本橋地域・西陣織工業組合・備前焼きグループ他多数の団体が参加して、ミンカイ7番の家と通りを使い展示を行った。それに使用した展示品はホイアン市に寄贈され、現在の日越友好の家にも展示されている。日本のご本家の本格展示も参考に。日越友好の家の現状
上左は日越友好の家に日本的な雰囲気のイベント会場作り、上右は貿易陶磁博物館の未使用の後ろ家2階をデジタル展示室とする案。これは一例だが、多くの方がメタバースの中で体験し意見を述べ合い修正を繰り返し、合意に至った提案を実施するのが理想的?
上は、貿易陶磁博物館の1Fと2Fの現況。1995年に開館して以来変っていない。メタバース上は展示品や説明を加えるが、博物館そのものの魅力化を考えないといけない。貿易陶磁博物館の現状
左は、日越友好の家の2F。展示はまだ仮設で、2022年8月開館時は、松阪市から贈られた松阪手織り木綿の和服、西陣織工業組合から贈られた西陣織の着物等が飾られていた。特に、2Fは広いスペースで、魅力化を考えなければいけない。
この2つの博物館は、写真のように十分な精度でインテリアも含めhoianメタバースの中に組み込み、アバター達が様々に博物館に出入りし楽しめる。展示物と説明・家具やインテリアデザイン・さらにはデジタル展示など、新たな提案を盛り込むことにより単なる文化財デジタルアーカイブ化の観点だけでなく、関係者達がメタバースというツールの中で、今後の運営についても語り合いたい。ホイアン市をはじめ世界中の方々に参加してもらい、多くの関係者とホイアン観光の魅力化を検討したい。
「貿易陶磁博物館」に続き、昭和女子大学が技術者を派遣し修復工事指導を行ったミンカイ6番の家屋が「日越友好の家」として開館、本学からも友田が開館式に参加した。隣りは、ホイアン市アイン書記長。1995年以来展示替えがされていない「貿易陶磁博物館」と「日越友好の家」の展示を充実させるように昭和女子大学に、協力依頼があった。なお、現在「貿易陶磁博物館」は日本からホイアンを訪問するツアーのほとんどの見学先となっており、またホイアン市観光チケットの対象で、毎年多くの観光客が訪れている。
[貿易陶磁博物館]1995年文化財修復工事を行っていたチャンフー80番を、ホイアンの東西交易の歴史を紹介する貿易陶磁博物館として整備しオープンさせた。日本から昭和女子大学人見楠郎理事長をはじめとする教職員約40名が開館式に参加した。