【開催報告】第50回地中海学会大会を終えて

2026年6月27日(土)・28日(日)の2日間、昭和女子大学グリーンホールにて開催された「第50回地中海学会大会」は、ダブル台風の接近にともない、一時は開催自体も危ぶまれましたが、無事開催・盛況のうちに終了いたしました。
悪天候のなか、またお足元の悪い中をご来場いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

大会は本学 金尾朗学長による開会挨拶でスタート、記念講演・地中海トーキング・シンポジウムなどのプログラムを予定どおり実施。
■ 記念講演:陣内秀信先生をお迎えして
法政大学名誉教授の陣内秀信先生をお迎えした記念講演「イタリア都市に探るイスラーム文化の影響」は、約25年ぶりの本学登壇という貴重な機会となりました。
都市の空間や歴史の重なりから紐解かれる地中海世界のダイナミズムが、長年蓄積されてきた厚みのあるご研究とともに語られ、その意義深いお話に参加者一同が強く引き込まれました。
■ 学際的な議論が交わされたプログラム
また、地中海トーキング「地中海の果実 葡萄とオリーブ」や、シンポジウム「地中海のワーク&ライフ」も開催されました。
いずれも多様な専門分野の研究者が視点を持ち寄り、境界を越えた学際的な議論が展開されました。これは本学が推進する共同研究やプロジェクトとも深く響き合う、刺激的な時間となりました。

第50回という大きな節目を迎えた本大会が、地中海世界に関する学際的な研究交流をさらに深め、未来への新たな視点と出会う貴重な機会となったことを実感しており、来年の学会創設50周年という大きな節目へとつながる活気ある大会であったと思います。
最後になりますが、本大会にご参加・ご協力いただきましたすべての皆様に、厚く御礼申し上げます。

記事:鶴田佳子