【本の紹介】インターンシップ生のおすすめ本を紹介します -3-

インターンシップ生 おすすめ本紹介 第3弾です。
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1⃣タイトル:『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』
著者  :三上延
発行  :株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
レーベル:メディアワークス文庫
請求番号:913.6/Mik

この本は古書を用いて、謎を解いていくお話です。
古書というとどんな本を思い浮かぶでしょうか?
ただ人が読んで古くなった本と思う人が多いと思いますが、この本の中での古書は本を通して人と人をつなぐもののように感じます。

高校生のとき、立ち寄った本屋でこの本と出会いました。
物語の中で登場する本は実際にあるもので自分が読んだことがないものや読んだことがあっても新しい発見があります。
何より作者や出版されたときの背景などの知識が出るのでまるで文学を勉強しているようでとても楽しいです。

実写ドラマ化された本でもあるのでドラマの延長で読んでみるのもいかがでしょうか。(ペンネーム:A.T)

2⃣タイトル:『吐息雪色』
著者  :綾崎隼
発行  :株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
レーベル:メディアワークス文庫
請求記号:913.6/Aya

皆さんは綾崎隼さんという作家をご存知でしょうか?
綾崎さんの作品の中で私が特に印象に残っている『吐息雪色』を紹介したいと思います。

この作品では、妹とずっと二人で生きてきた結城佳帆という女性が図書館の館長を勤めている舞原葵依に恋をします。これだけだとラブストーリーかと思いますが、綾崎さんの作品には毎回驚くような仕掛けが隠されています。初めてこの作品を読んだとき、その仕掛けに呆然としてしまい、すぐにもう一度読み返してしまうほどでした。

あまり普段本を読まないという方にもおすすめできる作品です。気になった方はぜひ図書館まで足を運んでみてください。
(ペンネーム:S.H)