貴重資料展示をもっと身近に!

9月28日から貴重資料展示「図書館コレクション展-食と文学-」が始まりました。
貴重資料展示というと、学生の中には「ちょっと入りづらいな」「難しそう」とイメージする人もいるかもしれません。そんなイメージを払拭すべく、今年度図書館インターンシップに参加した学生達が楽しい企画を考えてくれました!
インターンシップ参加学生たちのコメントをご紹介します🍀

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■日本語日本文学科2年 小濱里佳さん

本日のおすすめとメニュー表

2022年9月28日から11月16日にかけて「図書館コレクション展―食と文学―」が開催されます。
昭和女子大学図書館では年に5回、資料の展示を行っています。今回はその展示にインターンシップ生6名が携わりました。

私たちが行った業務としては入口付近の手書きポスター、冊子、イメージランキングの企画・作成です。「食と文学」というテーマに関連し、ポスターはカフェのボード、冊子はメニュー表をイメージして作成しています。私が携わったポスターでは泉鏡花の『婦系図』など、おすすめの一品を紹介しています。ぜひ、初めに私たちのおすすめの一品をお楽しみください。
また、イメージランキングはお越しいただいた皆様に楽しんでいただけるよう、皆で話し合い作成しました。作家や作品に抱いているイメージはどのようなものか、それは一致するのか。資料展示をご覧になった後、気軽にご参加ください。

資料の展示も貴重な文庫をご覧いただけるとともに、食と文学の関わりを和食や洋食といったテーマ別にわかりやすく紹介されています。新たな文学との出会いにもなるのではないでしょうか。

ぜひ「図書館コレクション展―食と文学―」にご来店ください。

■英語コミュニケーション学科3年 K.Sさん

突然ですが皆様、当展は9月28日から11月16日までの間、図書館3階の正面入口の右手にあるコミュニティルームにて期間限定で開展致します。短い期間に加えて無料での営業ですので混雑が予想されます。皆様、どうぞお時間に余裕をもってお越しください。

当展では、食欲の秋ということで、文豪が書いた食材や料理に関する本を取り揃えています。また、和食・洋食・甘味とさまざまな種類の料理を楽しむことができます。ぜひご堪能ください。

また、当展にお越しいただいた皆様には簡単なアンケートのお願いをしています。ぜひ、皆様の直感で、深く考えずにお答えいただければと思います。

当展関係者一同お待ちしております。

■英語コミュニケーション学科3年 E.Sさん

食と文学イメージランキング
本展示では、様々な文学作品に出てくる老舗名店を写真や貴重な資料とともに閲覧することができます。文豪たちがひいきにしていた名店も登場します。普段は難しくて敬遠しがちな文学作品も食を通して読むことで親しみやすくなるのではないかと思います。

今回インターンシップで本展示のお手伝いをさせていただきました。普段通り過ぎてしまいがちな方もいらっしゃると思いますが、そんな方たちにも足を止めていただけるよう、素敵な装飾を施しました。さらに、展示を見た後は「あなたの意見を聞かせて!!食と文学イメージランキング」にぜひ参加していってください。展示に絡めた質問を二つほど用意しています。シールを貼るだけの簡単なものになっていますので、投票していただけるとうれしいです。

■英語コミュニケーション学科3年 原田揚羽さん

今回、インターンシップ生として、主に入口のメニューの絵を描かせていただきました。閲覧する側としての参加ではなく、準備を行う側として参加したことが初めてで、自分にとって貴重な体験ができました。今回の展示では、シチューなどの美味しそうな料理から実際に存在するレストランが作中に登場するなど、文字を使って描かれる「飯テロ」が堪能できるという食欲の秋にはぴったりの展示となっています。図書館に入ってすぐに展示の入口がありますので、是非図書館に訪れた際などには気軽にお立ち寄り下さい。

■日本語日本文学科3年 岩井実咲さん

突然ですが、皆さんは行きつけのお店はありますか?
今回の展示では、江戸の名門料亭「八百善」が登場する作品や、食をテーマに文豪たちの作品を紹介します。
正面奥の大型展示ケースには、「八百善」が登場する永井荷風の『葛飾土産』や『冷笑』を展示しています。
他の展示ケースは「和食」「洋食」「甘味」「飲食店」「食べ物」があり、和食で紹介されている豆富料理の老舗「笹乃雪」は、正岡子規の俳句や谷崎潤一郎の「朱雀日記」に登場します。こちらは夏目漱石もひいきにしていたお店です。
他にも、作家紹介のスペースに文豪たちの写真が飾られているので、誰がイケメンかなど、写真を見てチェックしてみるのも面白いのではないでしょうか。
私たちが企画したイメージランキングにも、是非参加してみて下さい!

■食安全マネジメント学科3年 Y.Sさん

本展では食と文学をテーマに、江戸の名門料亭「八百善」に関する資料や和食、洋食、和菓子が登場する作品、現存する店が登場する作品など、食にまつわる文学について紹介しています。

また、「食と文学イメージランキング」という企画を行っており、今回展示される作品の作家に関するイメージや作品に出てくる料理のランキングも準備しているので、ぜひご参加ください!その他にも展示コーナーの入口には実際のお店に見立てたメニューや看板なども作成しましたので、お気軽に足を運んでいただけると幸いです!