はじめに
こんにちは!図書館サポーターです。
みなさんは、図書館のホームページから電子書籍が読めるということはご存じでしょうか? 昭和女子大学では電子書籍を契約しており、大学に所属する方ならどなたでも読むことができます。
今回は、図書館サポーターがおすすめする電子書籍をご紹介したいと思います。私は日本語日本文学科(以下、「日文」)に所属しており、今回ご紹介する書籍も、特に日文の方におすすめです。
日文一年生の私が読む日本語学の電子書籍
日文一年生は前期・後期ともに、日本語学入門の授業が必修になっています。私は日本文学を学ぶために日文に入りましたが、日本語学を学び始めてその面白さに気付かされました。
「もっと日本語学について知りたいけど、どんな書籍を読んでいいか分からない」そんな方のために、今回は日文生が読んだ日本語学の電子書籍を紹介したいと思います。
電子の海で書籍を見つける
一年生の前期、私は日本語学入門Bという必修の授業を受けていました。もともと日本文学が好きで日文に入った私ですが、日本語学も非常に面白く、一年生の後期には自ら進んで日本語学の授業を取るようになりました。先生は授業中に、いくつか日本語学の書籍を持ってきてお勧めしてくれます。しかし、それを見せてくださいという勇気はなかなか出ません。
私は、先生のお勧めも参考に日本語学の書籍を探し始めました。いつものように図書館で探すのもいいのですが、解説書は分厚く重たいものばかりです。軽くて持ち運びもしやすいものがいい、電子書籍を探してみては、と思いました。
図書館のホームページから、図書館が所蔵している電子書籍を検索することが出来ます。 「英文の多読にも役立つのか」と他の電子書籍も眺めつつ、私はお目当ての本を探します。Maruzen eBook Libraryにアクセス、購読契約しているタイトルにチェックを入れて、日本語学と検索をします。沢山の書籍情報が出てくる中、私は『データで学ぶ日本語学入門』というタイトルに目をつけました。「日本語学入門」を履修している私にぴったりのタイトルです。私はそのタイトルをクリックしてみました。
『データで学ぶ日本語学入門』※1とは?
『データで学ぶ日本語学入門』は、日本語学について統計学的なアプローチで捉えた書籍です。
統計学と聞いて、「難しそう」「文系の私には無理」と考えた皆さんもご安心ください。こちらの書籍は、統計的な知識がまったくない初心者でも、簡易な図や表によって日本語学が理解しやすい構成になっています。また、日本語学を統計的に捉えているため、客観的なデータとしてレポート等に引用しやすいです。私は一冊の読み物として手に取りましたが、これから日本語学のレポートを書く際には、積極的に活用していきたいと考えています。
みなさんもMaruzen eBook Library内で検索して、『データで学ぶ日本語学入門』をぜひ読んでみてくださいね。
※1 計量国語学会・伊藤雅光 [ほか] 編集委員編集(2017)『データで学ぶ日本語学入門』朝倉書店
最後に
今回は、日文生が読む日本語学の電子書籍をご紹介しました。これで、日本語学や電子書籍が、ずっと身近なものに感じられるのではないかと思います。ぜひ、今回ご紹介した電子書籍を図書館のホームページから読んでみてください。