6/1(土) ワークショップ「民族衣装を着て 異文化にふれよう!」を開催しました!!

当館では、海外の民族衣装を収蔵しています。本学の学生、生徒、児童たちに海外の生活や服飾文化について理解を深め、親しんでもらうことを目的に世界各地で収集されたもので、長年、授業などで活用されてきました。また留学生から寄贈されたもの、卒業制作として学生が作成したものなども含みます。

今回は、開館25周年記念イベントの一環で、近年収蔵されたままで、活用される機会が少なくなっていたこれらの資料を、着装体験ワークショップとして、親しんでいただくこととしました。

当日は、中国、韓国、タイ、中東などのアジアから、ギリシャ、ノルウェー、ハンガリーなどのヨーロッパや、ペルー、グアテマラなどの中南米のものもふくめ、23組の民族衣装の中から、お好みの衣装を選んで、着装していただきました。
着装後は、初夏の花が咲く構内の泉の周りで記念撮影を楽しんでいただきました。
それぞれの民族衣装や地域文化の特徴などについて、簡単なパネルで紹介しましたが、実際に身につけたことにより、肌で感じていただけたら、幸いです。

また今回の実施にあたっては、本学で学芸員課程を履修する学生6名が「館務実習」として参加しました。これからの博物館活動において、来館者向けのワークショップなどの活動はとても重要となってくるため、実習を通して、学んでいます。