<日文便り>
6月のオープンキャンパスの学科企画として「茶懐石講座」を行いました。
茶道歴40年の講師による講義は、全て英語で行われました。
お客様はブリティッシュスクール東京のみなさま。
茶道の歴史から始まり、茶事とは、日本のおもてなしとは、をご説明いただいた後、茶懐石(お料理三品)をお楽しみいただきました。
先生によるお点前の披露があり、その後はお客様ご自身によるお点前の体験がありました。
短い時間ではありましたが、日本伝統文化とホスピタリティとを十分お楽しみいただけたのではないでしょうか。
参加した学生のコメントを掲載します。
短い時間の中、大変有意義な時間を過ごすことができました。
着物を着て料理をお運びした際にゲストの方が笑顔で礼をして下さり、作法の拙さで申し訳なさを感じながらも、ゲストの方に楽しんでいただけて、喜びを感じました。
けれども、そのような思いをした一方で、先生方とブリティッシュスクールの方のみのご参加でありましたことは残念に思いました。
伝統的に受け継がれている日本の文化をより多くの方に直接感じていただきたかったです。
しかしながら、たまに室外から覗いている視線を感じており、茶懐石に興味を持った校外の方も多く居られていたのではないかと思います。
今回の講座の席に着いたゲストの方のみならず、立ち寄って下さった多くの方には日本の文化に興味を持っていただけたのではないでしょうか。
日本に住んでいるからこそ普段は知りたいとも思わない日本の文化を、このような企画講座を開くことで知りたいと興味を持って下さっている方がいらっしゃいましたら、ホスト側として幸いです。