日本文化発信プロジェクト<狂言> その1

皆さんは「狂言」を見たことがありますか?

「狂言」について海外の方から質問を受けたら、説明できますか?

知っているようで知らない「狂言」、その面白さを伝えて少しでも多くの方に興味を持ってもらうために、今年度日文プロジェクトではこんな冊子を作製しました!

それが、こちら!

「学生がオススメする楽しい狂言―「附子」・「蝸牛」-」です!

表紙は日文の4年生がデザインしてくれました!

 

内容については実際に手に取って見ていただくことにして、今回はこの冊子が完成するまでのプロジェクト活動の過程を2回に分けて紹介したいと思います。

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2016年度から日文ではプロジェクト科目がスタートしました。

プロジェクト科目とは、【日文で学んだ「知」を外へと発信することで学びを深める】こと、【日文で学んだ「知」で社会貢献をする】ことを目的として新たに設置された科目です。

今年度メンバーはこの5名!!

4月からスタートした本プロジェクトは、まず狂言についての講義を受け、ビデオやDVDで実際に狂言を鑑賞し、参考資料や日本文化ガイドブックの記述を分析するところから始めました。

既存のものはどのような情報がどのように書かれているのか?

日本の若者に、さらには海外の方に狂言の魅力を伝えるためにはどうしたらいいのか?

学生たちは試行錯誤しながら、より良いものを目指して資料の改訂を重ねていきました。

「これは?」 「動きがあってストーリーが分かりやすいね」

今年度は「若者向け」の冊子を作製することをゴールとしましたが、本学の留学生を招いて留学生対象のプレゼンテーションも2回行い、留学生版の試作も行いました。

「附子」を鑑賞中!
お茶を飲みながらディスカッション

これらの成果を11月に行われた秋桜祭で発表しました。

発表の様子は、その2に続きます!!

(植松容子、山本晶子)