インドの日本語教室訪問 [2018年07月24日(火)]

〈研究室便り〉
 今年3月に初めてインドへ行ってきました。
プライベート旅行でしたが、インドの日本語教育の拠点の一つプネでは、
日本語教育アドバイザーとして日本から国費で派遣されている日本語教育専門家を訪ね、
プネ大学、ティラクマハラシュトラ大学、社会人向け日本語講座を持つプネ印日協会を訪問し、
一部の日本語教室を見学させていただきました。
インドの経済発展と印日関係の改善を背景に、インドの日本語学習者はここ15年で
約3.5倍に増え、現在は、180余りの機関で約24,000人が日本語を学んでいます。
インドの日本語学習者の約半数は、社会人(あるいは学校教育以外の機関で学ぶ学習者)で、
日系企業や日本と取引のある会社に勤める(あるいは今後勤めたいと思う)人たちが
多く学んでいます。
 また、仕事とは関係なく、純粋な趣味として日本語を学ぶ人たちも多くいます。
 
 
写真は、名門プネ大学の日本語教室がある校舎の入口と、日本語教室で出会った学生さんたちです。
私が見学させていただいた平日の午前の時間帯の教室では、主婦の方たちや写真のような
大学生が20人ほど集まっていました。大学生たちは、プネ大学の他の学科の専攻生や
プネにある他の大学の学生たちで、本科の授業がない時間帯を選んで、
日本語教室に来ているということでした。
広告、ソフトウェア開発など自分の専門を生かして将来は日本企業に就職したいという人もいれば、
すでに日本に就職することが決まっていると期待に満ちたか表情で話してくれる人もいました。
一方、アニメやドラマが大好きで日本に興味を持つようになったという人もいました。
どの学生も目を輝かせて日本や日本語への興味を語ってくれ、私は久しぶりに心を洗われるような
思いを経験しました。
今日はインドの日本語教育の一端をご紹介しましたが、世界には130か国で365万人余りが
日本語を学んでいます。
昭和女子大学は、日本語教育学の専攻を古くから持つ伝統ある大学の一つです。
多くの受験生、在校生が日本語教育に関心を寄せてくださることを期待しています。
(Y.O.)