児童文学プロジェクト/読み聞かせ活動レポート② [2019年07月03日(水)]

〈日文便り〉

コースプロジェクトBとして昨年度からあたらしく始まった児童文学プロジェクトは、
「子どもたちと本をつなぐ」という目標のもと、
①家庭や教育現場で活用できる実用的で魅力的なブックリストの作成
②子どもたちへの読み聞かせ
を目指し、活動しております。
今回は、この2月の読み聞かせに参加した受講生からの「声」をお届けします。

読み聞かせ活動期間:2018年2月6日・13日・20-21日・26-27日 各15時30分~16時
活動先:本学子ども園 3・4・5歳クラス
2018年度・児童文学プロジェクト(1年6名・2年3名・3年2名・4年4名)

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今回の活動はあっという間で楽しかったのひと言に尽きます。「読み聞かせ」をすると聞いた際には、普段あまり子どもたちに接することがないため苦手意識がありました。しかし、子どもたちは全身で歓迎してくれ、回数を重ねる度に行くのが楽しくなりました。面白そうな絵本を探して練習し、子どもたちの「面白かった」の声が聞けた達成感は他には代えがたいものでした。今回は活動が初年度ということもあり、先生やメンバーみんなで成長を実感できたのも大きかったです。良い経験をありがとうございました。(4年MO)

子どもと接するのが苦手でしたが、実際に子ども園の子どもたちに読み聞かせを行い、接するうちに、段々と「どんな絵本を読めば子どもたちは喜んでくれるだろうか」と真剣に考えるようになりました。子どもたちが楽しそうに聞いてくれる様子を見ることで、私も楽しく幸せな気持ちになれました。子どもの反応は大人よりもずっと素直で、面白いものには集中して見てくれますが、面白くないものには集中してくれません。ですが、アドリブを加えたり、声色の変化など読み手の工夫ひとつで、子どもの反応の仕方が変わります。それが難しくもありましたが、何よりやりがいになりました。絵本を選別するにあたって、たくさんの本に触れたので、私自身も絵本の面白さについて知り、学ぶことで成長することが出来たと感じるので、本当に訪問できて良かったです。(2年NK)

初めて読み聞かせを実際に子どもたちにしてみて、よく知られている絵本だけではなく、子どもたちが一緒に楽しむ絵本を読むことが大切だと感じました。読み聞かせ活動を通じて、私の印象にとくに残った絵本は『ねえ、どれが いい?』(J・バーニンガム/まつかわまゆみ訳/評論社 /1983年)です。「ねえ、どれが いい?」という問いとともに選択肢が示されるのですが、どれがいいか実際に挙手で答えてもらいました。おかしな質問と選択肢ばかりがくり出されるので、そこが子どもたちの興味を惹き「これがいい!」「全部いい!」「どれもヤダー」など様々な言葉が飛び交い、とても盛り上がりました。物語を読み聞かせるだけではなく、子どもたちみんなで参加して読める絵本は、ふだん多くの絵本を読んでいる子どもたちでも楽しめるものだと学びました。(3年MY)

私自身、読み聞かせをしてもらったことは多々あるのですが、読み聞かせを「する」という挑戦は初めてでした。読み聞かせをする側に回ってみると、簡単そうに見えてそうではありませんでした。声の大きさやトーン、本をめくるタイミングなどを意識して読み聞かせするのは大変でした。特に難しいと感じたのは選書です。ひらがなが多い絵本は大人には読みにくかったり、リクエストの多かった人気の作品でも、あまりに長いと子どもたちの集中力が切れてしまったりなど、工夫すべき点が次々に出てくるため、挑戦のしがいがあったと思います。今回絵本の読み聞かせに携われてよかったです。(2年HU)

読み聞かせの経験が全くないため、最初は緊張して声が小さくなったり、子どもたちとどのように接すればよいのかわからない状態でした。しかし、回数を重ねていくと慣れてきて、大きな声を出せるようになったり、どのような読み方をすれば子どもたちは聞いてくれるだろうかということを考えるようになりました。また、少しむずかしいかなと思いながら子どもたちに問いかけても、難なく答えが返ってくることに驚きました。子どもたちは、私が思っているよりずっと様々な知識を持っているのだということを知りました。このプロジェクトに参加しなければ、このような貴重な経験はできなかったと感じています。楽しい時間をありがとうございました。(2年NM)

私にとって読み聞かせ活動は、子どもの目線に立つことができる非常に貴重な経験でした。特にそれを実感したのは、事前の絵本の選書時です。自分の尺度で絵本の難易度を設定してしまっては、子どもが本当に「楽しい」と感じてくれる作品を提供できないと知り、絵本と子どもを繋ぐ媒介者の役割の大きさを実感しました。また、実際の読み聞かせを通じて子ども達の生の反応を見ることもでき、学ぶことの多い有意義な6日間となりました。(1年AK)

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■2019年度企画が進行中です!
コースプロジェクトBとして昨年度からあたらしく始まった児童文学プロジェクトは、
「子どもたちと本をつなぐ」という目標のもと、
①家庭や教育現場で活用できる実用的で魅力的なブックリストの作成
②子どもたちへの読み聞かせ
を目指し、活動しております。
今年2019年度は、継続者も含め、現在12名で活動中です。

来たる7月14日(日)開催の「第14回 三茶・子育てファミリーフェスタ in 昭和女子大学」に、
「絵本であそぼう!~よみきかせ・かるた・ぬりえ~」と題して参加いたします。
ぜひ、みなさん遊びにいらしてください。

(FK)