ヤンゴン外国語大学日本語学科の先生と学生さんの訪問

〈日文便り〉

まだ暖かい服装をしていた2月28日に、ミャンマーのヤンゴン外国語大学日本語学科の
先生と学生さんが昭和女子大学を訪問し、日文にも挨拶に来てくれました。
授業も終わってしまっていた時期だったので、日文のみなさんとの
交流ができなかったのがとても残念だったのですが、私から日文の紹介をしました。

 

学生さんたちは、みなさんがよく自習に使うリソースルームで、
日本の書籍を手に取って目を輝かせていました。
学習した言語で新たに学べる可能性を手にした瞬間だったと思います。

そして、廊下の習字を紹介すると、歓声を上げ、スマホを取り出して撮影していました。
私たちには書道の授業は馴染みのあるものですが、国外の日本語学習者にとっては、
教科書やYoutubeなどで見ただけという場合もあり、彼らもとても喜んでいました。

 

国際交流というとちょっとみがまえてしまうかもしれませんが、
実は、同じ大学生同士の大学生活について話すことに、新しい発見や学びがあったりします。
このミャンマーの学生さんたちも、帰国後にスマホの写真を家族や友人に見せて、
日文での経験について話したと思います。
これにより、この家族や友人が次の日本語学習者になってくれるかもしれません。

日本語を国外で勉強している学生さんが日文に来てくれたら、
みなさんは日文での学びについてどのように話しますか。
次は、ぜひ、みなさんが日文の案内をしてください。

(OB)