日本語学校の留学生とオンラインで交流会を実施しました! [2020年05月18日(月)]

〈日文便り〉

こんにちは。日文の植松です。

5月16日(土)に、例年日本語教育実習でお世話になっている長沼スクール東京日本語学校の
留学生と本学の学生で、オンラインによる交流会を実施しました。
例年実施している日本語教育実習についてのご相談をしている際に、話の流れで
「オンラインなら往復の時間や交通費を気にせずに気軽に交流会ができそうですね!」と
雑談したところ、早速企画をしてくださいました。授業及び昭和女子大学Global Networkで
参加者を呼び掛けたところ、日文からは1年生から3年生まで6名が、
他学科からは6名の学生が集まりました。

なかなか外出が自由にできない中、留学生にとっては教室の外で実際に日本語を試す
良いチャンスとなり、本学の学生にとっては日本語教育で学んだ理論を実践するための
良いチャンスとなり、双方にとって有意義な活動となったようです。

学生からの感想を一部ご紹介します。

まずは日文の学生から。特に1年生の方は、入学して間もない中、オンラインという
新たな交流の場に積極的に手を挙げてくださったことを頼もしく思います!
ぜひこの経験をもとに、学びを深めていってください。

・私は今まで積極的に外国人と喋ったことがなかったので、おしゃべり会に参加する前はとても緊張していましたが、日本語学校の生徒さん方とそれぞれの国のことだったり文化などを話していく中で、日本との違いや共通点などいろんなことが知ることができました。またこのような機会があればぜひ参加したいです!(日文1年 Tさん)

・せっかく大学生になったのだから、何かチャレンジしたいと思い、今回のおしゃべり会に申し込みました。海外の方と話をした経験がなかったので、日本語で話すとはいえ、初めはとても緊張しました。ですが、実際は、そんな緊張をする必要がないほど素敵な話ができました。様々な国の人と共通の話題ができることが嬉しかったです。私は日本語のレベルが初級のグループに参加したのですが、自分が母語として日本語を使っているので「この単語も難しいんだ、どうやって言い換えれば伝わるのか」という苦労を味わいました。日文なので、日本語について深く学べる環境が整っています。また同じような機会があれば、次は大学で学んだことを生かして交流できたら良いと思いました。また参加したいです。(日文1年 Sさん)

・日本語学校の学生と交流してみて、まず、言葉をやさしい日本語に噛み砕くことの難しさを感じました。「就活」という言葉をどう説明したらいいのか分からずに悩んでいると、同じグループにいらっしゃった日本語の先生が「仕事を探すことを就職活動と言います」「説明会があります」「試験があります」「面接をします」「とても大変です」と、初級の学習者が理解しやすいように言葉を入れ替えたり、文をいくつかに区切って説明してくださいました。今回の交流会は私にとって本当に貴重な経験になりました。(日文3年 Kさん)

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次に他学科の学生からの感想です。日本語教育を
一般教養科目として学んだ経験がある方にとっても、
はじめてふれた方にとっても、有意義な活動となったようです。
これをきっかけに少しでも日本語教育に興味をもってくださったら嬉しく思います。

・私は上級クラスで2つのテーマについて話し合いをしてきました。「芸能人の謝罪」については他の国とも比較して、日本人の謝罪に対する文化は強いと思いました。「コロナ収束後の働き方」についてはアルバイトや学生の視点からでは見えない社員の方の立場から見た意見も聞けて、勉強になりました。色々な国や年齢層の方がいたので、新しい視点で社会問題を見ることができて、非常に面白かったです。また6月のおしゃべり会も楽しみです。(英コミ4年 Hさん)

・普段は英語を中心に学んでいるため、学ぶことの多い時間でした。初級クラスに参加したのですが、私は普段何気なく難しい語彙を使ってしまっているのだと感じました。また、質問を分かりやすく伝えるためには、端的に伝えることがとても大切なのだと感じました。このおしゃべり会がなかったら、気付くことが出来なかったことだと思います。それに加え、様々な国の出身の方とお話しできたため、国毎の文化を知ることが出来たのがよかったです。(英コミ2年 Kさん)

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オンライン教育においても、教室における対面教育においても、授業における
学びはもちろんのこと、その学びを試す【場】を創出していくことが大切だと考えます。
それがあることで、自身の課題を発見したり、向学心を刺激したりして、
学びの幅を広げることにつながるのではないでしょうか。
ちなみに今学期の日本語教育実習の科目も、長沼スクールの初級の日本語学習者2名を迎えて
オンラインで実施する運びとなりました。これからの社会を支えていく若い方には、
新たな教育手法にもどんどんチャレンジしてもらいたいと思っています。
学びも、交流も、自分から一歩を踏み出して世界を広げましょう!

(UE)