<日文便り>
こんにちは!日文3年の加藤結実です。
8月25日(火)~29日(金)の4日間、ピアサポートTA制度による
日本語教育能力検定試験夏期講座をZoomで実施しました。
ピアサポートTA講座では、 “ピアサポート” という名の通り、学生が学生を指導します。
この講座では、『令和元年度日本語教育能力検定試験試験問題』(昨年度の過去問)
全てを解説する(+周辺知識も整理する)ことを通して、学びを確かなものにしていきます。
今年度は私の他にも3名の学生(日文4年生、現代教養3年生、英コミ卒業生)がTAとして
学生の指導にあたりました。
どのように解説するかはTAが事前に考え、それぞれが担当教員の植松先生から
事前指導を受けた上で、解説に臨みました。
TAとして教えることは大変でしたが、多くのことを学びました。
自分の理解が中途半端では、人に教えることはできません。
出題内容の解説を考える中で、自分自身も周辺知識の確認や整理などができました。
また、納得ができるまで問題を理解しようという探求心が身に着きました。
オンライン上で相手の反応が見えにくい環境でのTAの経験も貴重だったと思います。
PPTや当日提示する例文などを考える過程において、事前準備をする大切さも痛感し、
この経験を実際の日本語教育の現場でも生かすことができると思いました。
日本語教育を学ぶと、言語についてだけでなく教育や社会情勢、世界の国々についてなど
関心の幅が広がります。この検定試験も、ただ正解を追い求めるのではなく、
関連事項について考えたり知識を増やしたりしながら、楽しんで勉強しています。
日本語教育に少しでも興味がある方は、ぜひ今後の授業や検定試験にチャレンジしてみてください!