2020年12月

授業風景「サブカルチャー論B」北京郵電大学日本語科の学生と交流 [2020年12月24日(木)]

<授業風景>

こんにちは。日文の植松です。
今年から新しく開設された「サブカルチャー論B」の授業の1コマを紹介します。

サブカルチャー論Bは、アニメ・マンガを中心とするサブカルチャーを、近代文学・古典文学・日本語学・日本語教育の4名の教員がそれぞれの見地から読み解いていく科目です。
私の専門は日本語教育なので、日本語教育の中でサブカルチャーがどのように扱われるのか、海外の日本語学習者が日本のサブカルチャーをどのように見ているかを取り上げました。
私が担当した初回の授業では、北京郵電大学の日本語科3年生18名と担当教員にクラスのZoomに入室してもらい、授業交流を行いました。

海外で日本語を学ぶ同世代の学生が日本文化のどのような面に興味を持っているのか、リアルな声を聞くことができました。海外との交流に興味がある学生はもちろん、これまでそのような機会がなかった学生にとっても良い刺激となったようで、もっとじっくりと意見を聞いてみたかった!という声が多数聞かれました。中国の学生にとっても、日本語を使ってアカデミックな内容について意見交換ができる貴重な機会となったようです。来年度は、海外の複数の日本語教育機関と授業をつなぐことができたらいいなと考えています。

(植松容子)

オンライン学寮代替プログラムを実施しました! [2020年12月19日(土)]

今年の学寮研修は、代替としてオンラインで2日に分けて実施されました。
1・3年合同学寮の中では日文らしく『ビブリオプロジェクト』といって、
それぞれが文字やイラストで本を紹介し、且つ限られた時間でプレゼンする試みも行いました!
下記の素敵なイラストは、各学生が紹介したものを一つの冊子にまとめた際の表紙・裏表紙です。
表紙は富田美晴さん、裏表紙は河野那奈子さんに描いていただきました。ありがとうございます!

1日目で小さいグループに分かれて代表者8名を決め、2日目に再度代表者によって200人以上の全員の前で発表をしました。
以下は代表者のビブリオプロジェクトを終えての感想です。(名前順)

★伊藤怜泉さん 『the TEAM』
「まずは、今回の企画に携わった皆さま、ありがとうございました。ビブリオバトルという日文ならではの代替案で、楽しいひと時を過ごすことができました。そして、まさかまさかの企画一位。少しでも笑っていただけたのであれば幸いです。」

★岡野留璃奈さん  『告白』
「230人以上の人たちの前で自分の好きな本の発表ができたことを嬉しく思います。1年生でこのような経験ができたのはとても貴重なことだと思うので、今回の経験を大切にし、来年以降にも活かしていきたいと思いました。」

★小川名果穂さん 『店長がばかすぎて』
「初めてのビブリオバトルは、緊張もありましたが、すごく楽しかったです。やっぱり自分が大好きだと感じるものを人に伝えるのは最高でした!また、他の人の発表から、自分のあまり読まないジャンルの本や、スピーチでの私が思いつかないような構成なども学べたのがとても大きな収穫でした。また機会があれば参加したいです。」

★河野那奈子さん 『星新一ショートショート 番号をどうぞ』
「ビブリオプロジェクトを通して、”伝えること”の難しさを感じました。自分が伝えたい内容を相手に最もよく届けるためにはどうしたらよいのか、今後学業や就活でも大いに役立つスキルを身につけることができたと思います。」

★松本真佳 『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
「初めての学寮研修、初めての学科企画、初めての代表、と初めて尽くしにとても緊張したというのが本音です。そうした緊張感の中でも、どのようにしたら本の魅力が伝わるかを考え、自分らしい本の紹介が出来たと思います。また、他の方々のプレゼンを聞いて、自分のプレゼンの反省点・改善点を見つけることができました。この経験を今後の活動に活かしていきたいです。」

★宗重桜 『図書館の魔法』
「大勢の前で発表することは緊張するし、前に立って話すことは得意ではないですが、好きな作
品を紹介するチャンスを与えられたことは感謝しかありません。うまく紹介できるか不安はありましたが
、いかに分かりやすく、聞いている側が興味を持てるようにと考えるのは楽しかったです。またこうした機会があれば全力で取り組みたいです。」

★村山鈴奈さん 『54字の物語』
「私は今回で3度目の学寮でしたが、200人以上の前で発表するのは初めての経験だったので、とても緊張しました。ですが、私の発表した本が最終的に多くの方の心に響いたという結果が出て、とても嬉しかったです。選んで下さった方、ありがとうございました。」

★山本姫花さん 『風に恋う』
「今回のプログラムを通して自分の意見を自分の言葉で表現するという点において、自分がまだまだ未熟であることを痛感しました。オンラインですが、200人を超える方々の前で発表したという経験を今後の人生の糧にしていきたいと思います。」

今回参加者全員が最低1回はプレゼンを披露する機会がありました。
学生の皆さんがこの学寮で自身の事、他者の事を深く知る時間となり、
また新しい挑戦への足掛かりとなっていたら何よりです。

(C.C)