インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第26回目です。
日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official
本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👩
①YMさん🎃
定番のブドウも好きですが最近はチェリー味がお気に入りです♡
今回私が紹介する本は、七尾与史著『死亡フラグが立ちました!超絶リアルゲーム実況殺人事件』です。【あらすじ】
美少女プロゲーマーのリン・ビンビンが目を覚ますと、そこは有名なオンラインゲームの世界が完全に再現された空間だった。
リンは“チェイサー”と呼ばれる殺人鬼からの攻撃をかわしながら、脱出を試みるがー。
一方、オカルト雑誌「アーバン・レジェンド」がフェアチャイルド家を特集するということで、
貧乏ライターの陣内は彼らが関わっているというゲーム実況動画について調べ始める。
(裏表紙より引用)この本は、ベストセラーで『このミス』大賞も受賞した「死亡フラグ」シリーズの中の一作です。話は、美少女プロゲーマーで実際に「超絶リアルゲーム」に参加させられているリン・ビンビンの目線と、
冴えない貧乏ライターで「超絶リアルゲーム」をオンライン上で視聴している陣内トオルの目線が
交互に入れ替わりながら進んでいきます。ゲームの参加者はリン・ビンビンの他にも4人いて、その中には陣内トオルの高校時代の先輩で、
冴えない見た目とは裏腹に二度も人類を滅亡から救っている「本宮昭夫」も入っていました。
陣内トオルと本宮昭夫はこのシリーズ内で必ず登場する名コンビです。美少女プロゲーマーのリン・ビンビンと本宮昭夫は無事に生還できるのか、
なぜ彼らはこのゲームに強制的に参加させれられたのか、
そして「フェアチャイルド家」とは一体何者でこのゲームとどんな関わりがあるのか。
様々な謎の伏線を解きながら、死亡フラグシリーズならではのドキドキ・ハラハラな展開に読む手を止められない作品です!
②MMさん🐻
こんにちは!最近アーモンドミルクにハマっているMMです。
近所のスーパーはいつも品切れでなかなか手に入りません( ; ; )
誰かアーモンドミルクが売っているところ教えてください…。
さて、今回私が紹介する本は青柳碧人著『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』です。
こちらの本は昔話とミステリーを掛け合わせた、新感覚の短編集です。
収録されているのは、
・「竹取探偵物語」
・「七回目のおむすびころりん」
・「わらしべ多重殺人」
・「真相・猿蟹合戦」
・「猿六とぶんぶく交換犯罪」
の五篇です。どれも聞き覚えのある昔話の名作がベースとなっています。
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私の特に好きなお話は、「真相・猿蟹合戦」です
【あらすじ】
あまりにも有名な猿と蟹の戦い。いじわるな猿が蟹に柿の実を投げ付け蟹は死んでしまいますが、
実はこの話、とんでもない真相があったのです……。(帯より引用)
このお話は、狸の茶太郎が猿の栃丸に”ある計画”を持ち寄られるところからが本編です。
栃丸は、”ある計画”を実行するにあたって、茶太郎がそれに値する化け術や知恵があるのかを試すために本当の『猿蟹合戦』を話します。
誰も知らない本当の『猿蟹合戦』は、それはそれは悲惨な事件でした。
そして、真相を知った茶太郎と栃丸は、恨みと殺意の結託の末、”ある計画”を実行するのでした…。
このお話は、途中何度も読み返して、茶太郎と一緒に猿蟹合戦の真相を探ってしまうほど没頭しました。
そして、最後全ての謎が解けて真相を知ることができた時は、溢れ出る悲しみで自分も2人の計画に乗っかってしまいたくなります。
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幼い頃読んでいた昔話が、ディープなミステリー作品に生まれ変わるのは、なんとも言えない面白さがあります。
また、お話の繋げ方や伏線が本当に素晴らしく、短編集とはなんなのか!と叫んで定義を調べたくなってしまいました笑
自分の知っている昔話のもう一つのお話を知ってみたい方、ぜひお手にとってみてください。
きっと誰も知らない新しい昔話がそこにあると思います。
(ぜひ、読んで頂いた際には、茶太郎と栃丸の”ある計画”に驚いてください)
短編集なので、お勉強の息抜きやティータイムにもおすすめです♪その時は、推理への没頭のしすぎに注意してくださいね!!
次は赤いきつねにハマっているNAさんです〜!!よろしくお願いします!
(CC)