ブックリレー第34回

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第34回目です。

日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も2年のお2人です👩

①YSさん🍮

こんにちは。最近プリンにハマっているYSです。

見た目もかわいらしく、味やかたさも様々あるので、食べ比べを楽しんでいます。
私が紹介する本は、辻村深月かがみの孤城です。

2018年の本屋大賞に選ばれている作品で、話題にもなっていたためご存じの方も多い
かもしれません。

ある日を境に学校に行けなくなってしまった中学1年生のこころ
いつものように家にいると、突然部屋の鏡が光りだします。
手を伸ばした刹那、吸い込まれてしまい、たどり着いたのは童話の中のようなお城で
した。

そこにはこころと同世代の6人の少年少女と狼面の少女が。
狼面の少女オオカミさま は、城に隠された鍵を見つけることでどんな願いでも
叶えると言います。

なぜ彼らが集められたのか、果たして願いは叶うのでしょうか。
彼らの関係性や城の秘密、すべてがつながっていく最後には爽快感とともに深い感動
があります。

悩みを抱えていても心が救われ、あたたかい気持ちと希望をもらえる素敵な物語で
す。

文章も比較的読みやすく、ファンタジー+リアルな世界観にどんどん惹き込まれてい
くため、読書が苦手な方にもおすすめしたいです。

余韻まで楽しめる『かがみの孤城』、ぜひ読んでみてください!

次は、最近いろいろな梅のお菓子を食べることにハマっているKTさん、よろしくお願
いします!

②KTさん🐈

こんにちは。梅のお菓子が好きなKTです。
今回紹介したい本は住野よるまた、同じ夢を見ていた』です。

この小説は、ちょっと変わった小学生の女の子が学校の先生から出された
「幸せとは何か」という問いについて、これまたちょっと不思議な3人の登場人物と一緒に考えるお話です。

この小説のおすすめポイントは、魅力的な登場人物です。
主人公はもちろんのこと、周囲の人達も非常に魅力的で、この小説の世界に引き込んでくれます。

登場人物については、是非お手に取ってどのような人達が出て来るのか確かめて欲しいのですが、
ここでは主人公について少しだけ紹介させていただきます。

主人公は口癖のように「人生とは○○のようなものよね」ということを言います。
この発言だけでも、初めに主人公のことをちょっと変わった小学生の女の子、
と紹介した理由をなんとなくわかってもらえるのではないかと思います。

また、今回は載せることができませんが、青を基調とした表紙もとっても素敵です。

ぜひ、お手に取ってこの小説の世界を楽しんでいただけたらと思います。
以上、『また、同じ夢を見ていた」の紹介でした。

次は色んなお酒を飲むことにハマっているYKさん、お願いします!

(CC)