<日文便り>
日文では在学生視点で日文の魅力を発信してくれるブログスタッフを募集しています。
トップバッターは、文学コースで中国文学ゼミに所属している、4年生の鈴木紗耶さんです。
先日の学生研究発表会(=卒論発表会)で「白居易と女性」という題目で発表をした鈴木さんに、
日文で学んだ4年間について一問一答形式で答えてもらいました!
※日文便りでは以前に日本語学ゼミに所属している学生にも話を聞いています。
詳細は「学生の声 日本語日本文学科の4年間」という記事をご覧ください。
https://content.swu.ac.jp/nichibun-blog/2022/02/03/%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0%e3%80%80%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%96%87%e5%ad%a6%e7%a7%91%e3%81%ae4%e5%b9%b4%e9%96%93/
①4年間で一番身についた、成長した、と思うことは何?
時間の使い方だと思います。大学生は自由である分、
自分に与えられている時間を、有効活用できるかどうかは自分次第だなと感じます。
高校時代に、先生から言われたことを行う時に比べて、
全て自分で決めるということは、決断力も必要です。
さらに、時間の使い方を工夫するという思考にも至りました。
人に与えられたことを行うだけでなく、自分で今何をすべきかを考えて実行し、
有意義に過ごす力が、1番ついたと思います。
それから、文章構成力がついたと思います。
大学1年生の時に書いたレポートを読み返してみると、我ながら文章が幼稚で驚きます(笑)
②日本語日本文学科でよかったなあ~と思うことがあれば
感受性・表現が豊かになったことだと思います。
授業やゼミ、授業外での読書を通して、多様な作家や主人公の感情に触れることで、
色々な物事に対する捉え方や感じ方の引き出しが増えたと感じます。
何気ない日常生活の中でも、色々なことを考えるようになりました。
さらに、語彙も豊かになり、自分の考えを表現する方法が多くなったと感じます
③4年前、日文に決めた理由は?
幼い頃から、本を読むことにはストレスを感じなかったからです。
歴史も好きだったため、その文学が書かれた時代背景を考え、
それらを照らし合わせて作品を読んでいました。
大学に進学してより多くの文学に触れ、
興味を持った作品について深く探究したいと思うようになりました。
④「日本語や文学を学んで、なんか役に立つ?」と聞かれたら、どう答える?
なぜ役に立たないと思うの?と逆に質問してしまうかもしれません(笑)
日文でよかった理由でもお話しましたが、文学を読むことで感受性が豊かになる。
それは自分の人生を豊かにすることと同じだと思っています。
さらに、語彙を使いこなす力を高め、相手の心に届く文章を書くことができる。
「とにかく文学と日本語を学んで損はない!」と、学部選びに迷っている受験生に伝えたいです!