<在学生の方へ>
この度、山田夏樹先生が『卒業論文マニュアル 日本近現代文学編』を上梓なさいました。
日本語日本文学科では卒業論文が必修となっており、日文生は4年間の集大成として、研究の成果を執筆します。現在、卒業論文がなかなか進まず困っている4年生、自分が果たして書き上げられるのだろうかと心配している3年生、そもそも卒業論文ってどうやって書くのと、という???でいっぱいの1・2年生、この本を読めば、それぞれの疑問を解消し、不安を消し去ってくれること間違いなしです。
この本には、2020年3月に卒業した安部水紀さんの卒論体験談も掲載されています。安部さんは「太宰治と女語り」という題目で卒業論文を書きましたが、考察の深め方、研究方法、スケジュールなどについて言及し、「一つのものを突き詰めるのは良い経験」だとまとめています。安部さんの他にも他大学の学生がそれぞれの観点で体験談を寄せています。近現代ゼミの学生さんにとっては必読書になること間違いなしですね!もちろん、研究に対する姿勢は専攻が違っても同じですので、言語コース、文学コースの古典文学専攻の学生にもおすすめです。
みなさん、書店でぜひお手に取ってみてください。
『卒業論文マニュアル 日本近現代文学編』ひつじ書房
斎藤理生・松本和也・水川敬章・山田夏樹 編
川口