<日文便り>
2023年2月9日(木)に、リーダーズアカデミー2022「SDGs達成に向けた私たちの貢献」をテーマとした成果発表会が開催されました。
当日は4グループが1年かけて取り組んできた、共創プロジェクトの成果の発表を行いました。
その中の「女子大生がぬか漬け生活やってみた!-和食継承の第一歩-(和食・発酵チーム)」にて、日文生3名(古谷成実さん、八木あかりさん、柳美桜理さん)が発表を行いました!😊
以下、学生のコメントを紹介します。
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一緒にいて楽しく、尊敬もできるような友人から声をかけてもらい、「この子となら楽しく、貴重な経験が積めるかもしれない」と思ったことが、参加のきっかけでした。
私達は、「和食・発酵チーム」として、和食の必要性について考え、インタビューや体験教室などで得た情報を元に、和食の継承を目指した活動を行っていました。ターゲットを女子大生に設定し、自分達も「和食初心者」であるという点を活かしました。ぬか漬けの魅力に注目し、Instagramでの情報発信やイベントの企画、開催など、ぬか漬けに触れることで和食継承を目指しました。
活動を始めてすぐの頃は、活動方針がなかなか定まらず、話し合いが難航することが多くありました。それぞれがそれぞれの視点から意見を出しあい、それを認めあわなければ、活動の方針は定まらなかったのではないかと思います。
活動を続けていくにあたって、本当に多くの方のご協力をいただきました。協力いただいたすべての方に感謝を申し上げたいです。
誰か一人だけがチームを引っ張るのではなく、メンバーそれぞれがそれぞれの得意分野を活かし、全員がどこかしらで中心となったチームであったように思います。
このチームのメンバーだったからこそ、「リーダーシップとは何か」ということを改めて認識することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
(日文・古谷成実)
私たちは和食の継承をテーマに活動を始めました。
しかし夏休み直前まで、何を持って継承に働きかけるかという軸が定まらず、他チームに比べかなり遅れを取っての調査開始となりました。毎日LINEやzoomで話し合いを重ね、関連施設や専門家の方へのインタビューも経て、最終的にはInstagramでの発信活動・学内イベントの開催・クイズ掲示などに繋げることが出来ました。これらは私たち5人だけの力ではなく青木先生・緩利先生をはじめたくさんの方からの応援やサポートをいただいたからこそ実現できた活動です。
自分のリーダーシップに自信がなく始まった活動でしたが、成果発表まで5人でやり遂げた経験を通して、リーダーシップとはただ人を引っ張るだけではないということを学べたと同時に、周りの方々そして4月から一緒に頑張ってきたメンバーへの感謝を強く実感しました。学科外の学びをする良い機会となりましたし、他学科生との繋がりも出来た、とても充実した楽しい1年間でした。
(日文・八木あかり)
1年間の活動を通して、和食やぬか漬けの魅力を発信するとともに、自分自身もその魅力を改めて実感することができました。
インタビューを受けてくださった専門家の方々や、イベントやクイズの企画に参加してくださった皆様、サポートしてくださった先生方、そして一緒に活動してきたチームメイトなど、様々な人と出会うことができた1年でした。この出会いがあったからこそ、多くの学びがあり、最後まで頑張ることができたのだと思います。
これから、和食に少しでも興味を持ち、食と向き合う時間を作ってくださる方が一人でも多くなってほしいと思っています。私たちの活動や発表が、そのようなきっかけになれたのならば幸いです。
(日文・柳美桜理)
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リーダーズアカデミーは、坂東眞理子理事長・総長が主宰する学科横断型のオナーズクラスであり、グローバル社会を生きる女性に必要な見識・リーダーシップの育成を目的とし、「社会に触れ、社会に迫り、社会を変えよう!」という想いをカタチにするチャレンジプログラム「Co-Creation Challenge(コクチャレ)」を実施しています。
今回、「女子大生がぬか漬け生活やってみた!-和食継承の第一歩-(和食・発酵チーム)」には、日文生3名と他学科生2名が参加していました。
それぞれの考えがあるからこそ、上手くいくことばかりではなかったと思いますが、この経験を通して多くのことを学び、皆さんにとって良い影響を与えたということがわかりました。
これからもプログラムの参加や沢山の経験を通して、女性として、そして一人の人間として成長していくことを期待しています✨
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