大学院授業で韓国の「バランスゲーム」体験!

<授業風景>

この授業では、毎回「日本語教育学」の専門書の内容をピア・ラーニング(学生同士の学び合い)の活動を通じて理解していきます。
本日のリード役(大学院留学生)は、難しい学習の前のリラックスタイムのアイスブレイク活動として、最近の韓国で人気の「バランスゲーム」を用意してくれました。いわゆる「究極の選択」ゲームです。

「さて、みなさんはAとBのどちらを選びますか」

1番
A:イケメンだけど怠け者で、お金を全然持ってない
B:真面目だけど顔は・・・ でも、お金持ち
2番
A:食べても太らない食事が用意される生活
B:食べたい料理のすべてが無料の生活

1番については、こんな声が聞こえてきました。やはり、究極の選択はむずかしそう。

「私は絶対A。お金は私が稼げばいい。美しさにはお金をかけてもいいな。」
「私は真面目のほうが大事だからB。お金があれば顔だってなんとかなるでしょ。」
「恋人ならイケメンがいい。でも、結婚するなら顔はあまりAもBも・・・」
「働かないのはだめ。やっぱりBかな。真面目でも、いい人かどうか・・・」

2番についてもいろいろ意見が出ましたが、みんなが賛成したのはこれでした。

「Bがいいと思ったけれど、全部が無料で高級料理まで食べられるなら、何かのご褒美に料理を食べに行くという楽しみがなくなってしまう。」

楽しいゲームで盛り上がった後は、本日の難しい講義内容「協働学習の理論」について、ペアで話したり、全体で討論したりして学び合いました。

(池田 玲子)