＜日文便り＞
「昭和女子大学近代文庫所蔵『與謝野晶子書簡』コーパス化プロジェクト」活動報告２
2023年夏秋には
国立国語研究所「言語資源WS＠8月」での発表と「秋桜祭＠11月」で出展します！
2023年2月；図書館コミュニティールームでの展示
本プロジェクト５が発足したばかりの22年12月、「日文便り」で、コーパスとは？という出発点から、プロジェクト内での小さな発表会の様子をご報告しました。
その後2月には、2016年度から日本語日本文学科で行ってきたコースプロジェクト１～４と合同で展示を行いました。写真はその準備の様子です。展示には釘とトンカチ、体力と技術が必要でした。
その展示がきっかけになってくれたのかそうでもないのか、6月に本学図書館主催、光葉博物館で行われた「與謝野晶子の世界展」でも、錚々たる展示物の中、すみーっこでパネルの展示とコーパス化動画の上映を行いました。1.75倍速で観てくださった方もいらっしゃると思います。
いずれも、これまでの日文のプロジェクトや先生方に機会をいただき成果発表を行いましたが、今年度は新規メンバーも加え、自ら発信していくことを目指します。
そのひとつめとして、８月に行われる国立国語研究所主催の「言語資源ワークショップ2023」においてプロジェクトメンバーとともに発表を予定しています。発表では、本コーパスの概要と今後の展望をメインテーマとし、少しでも多くの研究に役立てるにはどのような改良が必要かを話し合い、23年度の秋以降の活動につなげていきたいと考えています。
さらに、11月に行われる「秋桜祭」では「超リアル人生ゲームハイパー（アッコとミッコの部屋part.2）」と称し、與謝野晶子（と愛弟子であった近江滿子）の人生をリアルに体感してもらう人生ゲームを開催予定です。
人生は七転び八起き。三歩進んで二歩下がる。本人生ゲームでは大きなサイコロとかなり特殊なタスクを用意します。おとなにはそれなりに厳しいものを、キッズには人生の辛酸を少しだけ舐めてもらう程度のものを準備します。もちろん入場無料！です。上記アイコンを目印に是非おこしください。
「秋桜祭」では、オープンキャンパスよりももっとリラックスして昭和女子大学の学生、そして日文生と交流できます。一緒に笑いながら日文の雰囲気を味わっていただけたらと思います。ここだけ！の素敵なオリジナルグッズ（景品）も用意してお待ちしています。
（宮嵜由美）