教育実習を終えて

<日文便り>

教育実習に行ったゼミの学生Tさんに実習で学んだことや感じたことを聞きました。
Tさんは、準備にも時間をかけて、実習に取り組みました。
教育実習は、しっかり授業を行うことはもちろんですが、
生徒との距離の取り方や学校のさまざまな仕事を体験できる貴重な機会です。
この機会を十分に生かせた実習になったようです。
お世話になった実習先の先生方、そして生徒のみなさん、どうもありがとうございました。
(嶺田明美)

以下はTさんのことばです。

✎埼玉県の公立高等学校で3週間、古文の授業を中心に実習させてもらいました。

✎実習前には、教材としてパワーポイントを作りこんでいたのですが、
実際には、作ったものに合わせて話すことは困難で、
古文を黒板に投影して、そこにチョークで板書しました。
また、最初は一方的に話すのが精一杯でしたが、途中からはペアワークも組み入れて行いました。

✎難しかったのは、説明の順番を組み立てること、それから問の答えをいつ出すか、ということ。
担当の先生からたくさんのアドバイスをいただき、自分なりの工夫をすることを考えました。

✎楽しかったのは生徒とのふれあいです。
明るくて、まっすぐで、いろいろ話しかけてくれるし、指示も素直に聞いてくれるし。
本当に、助けられました。

✎7月に教員採用試験を受けます。
実習を終えて、教員になりたいという気持ちがますます強くなりました。
採用試験合格に向けて、「最後の追い込み」スタートです!

中学・高校の授業のイラスト(女性教師)